オポジションとスクエアの違い | 占い考察備忘録。心理占星術が好き。

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宿曜占星術・タロット・西洋占星術について考察した内容をまとめておきたいブログ。時おり心理学も絡めています。
今は四児の母(三人目双子)として家事育児に奮闘中。
老後は占い師として復活することを夢見ています。

こんにちは、まいな惺と申します。

今日は久しぶりに脳内データの整理として占星術記事を書かせていただきます♪
タイトル通り、オポジションとスクエアの違いについてです。

きっとこの記事を読まれる方はご存知かと思いますが、オポジションとスクエアは西洋占星術においてメジャーなハードアスペクトの双璧です。
それぞれによって生じる葛藤がどう異なるのか、そしてどう乗り越えていけば良いのか、私なりに実感したことを自分の言葉で書かせていただきます。


まずオポジションは投影です。
天体が向かい合っている形からもイメージしやすい通り、自らの心の様相が外界にそのまま表れやすいのです。
それゆえ自分で何が問題なのか気づきにくく、意識を外に向けてしまうといつまでも同じ問題を引き寄せ続ける…といった具合になりやすいです。

ただ、このアスペクトを自分で使いこなすことができれば大きな武器になります。
もともと向かい合わせの状態ですので、目の前の人(達)に対して働きかける才能を持っているはずです。
それを天体の様相を交えつつ、上手い具合で主張力や交渉力として使っていけばよいのでしょう。


一方でスクエアは横やりです。
天体が90度を形成しているところからも、一方が動くともう一方が阻止するといった様子はイメージしやすいかと思います。
それゆえ意気揚々と何かをしていると突然それを中断させられる…といった事が起きやすいです。

ただ、それには必ず何かを見て見ぬふりしていた前兆があるように思うのです。
こうしたいと思っていても相反する気持ちがあるのではないか、また自分は本当にそれで良いと思っているのだろうかと自問自答することが大切です。
それゆえ、スクエアを形成する天体によって恩恵は変わるかと思いますが、より深い洞察力が得られたり、臨機応変な対応力が得られたり、または普段の自分と違うもう一人の自分を演じて気分転換することができたり、等として使いこなせるでしょう。


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ここからは、自分用メモもかねてもっと具体的に…ということで、まずは自分のホロスコープを表示してみます。

↑は私のホロスコープですが、太陽と火星(図内の黄色い部分)がスクエア、金星と土星天王星(図内のオレンジの部分)がオポジションとなります。


まず今の私は太陽期真っ只中、太陽と火星のスクエアを実感することが多いです。
にこにこしていたかと思えば何かの拍子で火星が横やりを入れて別人のようにイライラしたり怒ったりし、それでいて全く後を引かず少し時間が経つとケロッと機嫌が直っていたりするのです。

我ながらおかしいなぁと思うのですが^^;
ただこちらは外界に投影されるオポジションとは違って問題が見えやすく、単に自分の段取りが悪かったり、もしくは何かちょっとしたことを我慢してひずみが生じたり、みたいなことが重なると火星が顔を出しやすいようなので(あとは単に眠いだけとか…笑)気を付けようと思います。

ちなみに火星は4室にあるので、昔から家にいる時に突然カッとすることがよくあります…。
外に出てしまえばそういったことは起こらないのですが、それも太陽は7室といった社交の場、家族によると外面が良いらしいです。


一方で金星期は、金星を働かせれば働かせるほど土星と天王星が外界の対象に投影されていた気がします。

今振り返ると、二十代前半から半ばにかけて
「あれこそ分かりやすい投影だったわ~」
と思える経験を3回したのですが、回数を重ねるごとに土星(を投影している部分)も天王星(を投影している部分)もレベルアップしていったのは面白かったです。
それと同時に金星もどんどん鍛えられていきました。

ただ皮肉なことに、金星を鍛えるだけでは(当時の私が自覚していた)金星の問題は全く解決しないどころか深みにはまるばかりでした。
結果的に、金星をどうにか矯正することに捉われず、他の天体を力強く輝かせることが大切だったのです。

スクエアやオポジションに焦点をあてた記事を書いておいてなんですが、ホロスコープの一部に捉われず全体を見ていくことを忘れないようにしたいものです。


ではでは、また気が向いたら関連記事をアップしようと思います☆
最後までお読みいただきありがとうございました。


まいな惺(まいなさとる)
大学院で学んだ心理学の理論をもとに、占星術やタロットを研究してます。
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