見本になる正しい地震雲 | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまい です



確かな根拠がないとかで定説にはできない
地震雲の話

私の予言で不安になってしまいましたよね・・・
(前回のブログ)


地震雲をご存じない方

あわてて地震雲の画像を検索し、
様々な雲を見て困惑していることでしょう



これぞ

地震雲のお手本です


自分で捕らえた一枚

自宅近所にて発見



家から火の手があがっているわけではありません

根元が家で隠されしまい残念ですが、全貌は
遙か地平線から噴き出ています

大きい地震の前は地球から何かがこうやって
出るらしいですよ

地面から空へ向かって一直線にスプレー噴射したかの
ような、間欠泉、狼煙のような、明らかに異質な雲

なので、あえて探さなくてもすぐに目に留まります



縦に走ることも特徴です
横ではありません
横のは大抵、飛行機雲です
ご安心ください


これは、できたての見事なまでの「正しい」地震雲です

出現時間は30分ほどでした

風になびいてヒビのようにギザギザになったり、
消えかけてちぎれて残骸になったりもします

こうなってくると、鑑定が上級編になります



撮影当時は、東日本大震災の余波を引きずっていた時でした

千葉県方面に出現していて、5日後、
千葉震源の震度5クラスの揺れが起きました




私の近しい方々にまず「地震の予告」をして
本当に起きてしまったとき、この画像を見せながら
このお話をしました

それから、その方々は、
「それっぽいのを見た。地震くるかしら?」と予測

見事、本当に地震が起きると、怖がりながらも
本当に当ててしまったと、嬉しそうでした

「いつ起こるか全く解らない恐怖」からも少しは解消され
ほっとしたふうにもお見受けしましたよ


すべての地震がわかるわけではないし、
ハズレることも大いにありますが
私も今ではこの恐怖感からは解放されました




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