じんくん との出会い(秋田犬) | 江戸手描き友禅「染工房 まいむらさき」のそめいろ日記

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栃木県小山市でそめもの教室の講師をやっています。
染め物のコトや、じんくん(秋田犬)のコト、歴史、芸術、美術、日々の色々を綴っていきます。

染師・まいまいです

じんくんファンの方、お待たせしました

ウチの愛犬、仁(じん)、秋田犬、7歳、

外で飼ってるオジサン犬

以下、じんくんネタ、お楽しみください





ジンとの出会いはホームセンターのペットコーナー

たまたま出会ったのです




生後6ヶ月になっていて、
子犬のかわいい時期は過ぎていました

第一印象は、
キャンキャンちっちゃいコが愛嬌をふるう中、
柵にピッタリはまってる、でっかいオッサン



完全に売れ残り状態でした

バーゲンセールになってました


この時点ですでに、
秋田としてのルックスはよくありませんでした



にぎやかな店内でも、おかまいなしで、
用をたした後のしっとりしたペットシーツ(トイレ)を
枕に、すやすや眠り続けてました

同居犬の空気を読まない異常にテンションの高い
スタンダード・プードル(大型のプードル)に腹を
ダシダシ踏まれながら・・・




私は、ジンの前も秋田犬を飼っていて、その犬の死後、
1年ほど経っていたこともあり、
ただただ、悲しい気持ちは終わり、
このころは、
タバコのヤニ切れならぬ、(←吸いませんよ)
「犬切れ」の禁断症状がでていました

まるで以前の秋田犬(リキ)が
そこにいるようにも感じました

じんくんお墓参り3(秋田犬・伝説の漢リキ)

※秋田、秋田といってますが、
私は血統主義ではありません

秋田の前は、拾った雑種をいろいろ飼ってましたよ




・・・・残念だけど、秋田犬は魅力的だけど
気性が荒く、扱いが難しいから・・・  ね・・・

ごめんね・・・・

と、ジンとさよならしました



帰宅し、話をすると、家族も「犬切れ」していて、
会いたがり、翌日、また見に行きました



人間のことをよーく穴が開くほど真っ直ぐ見つめる姿に
ハートを射貫かれました

誰にでも触らせる様子に人間を信頼しているコだと解りました



アキタなのにめずらし~ 秋田犬ってこんなじゃない

しかも、こんなおっとりしてて、オス♂



ウチでの秋田の基準は以前いたリキで、
この犬は子犬のころ捨てられていて、
人間不信で目を合わせることすら困難な犬でした



※最近の秋田犬はジンのようなタイプが多いようですね
血の気が多く、猛々しい昔ながらのタイプは、
実際、飼うのが大変です



珍しい気質だし、縁を感じ連れて帰りました



店員のおねーさんたちは涙を流して喜んでくれました

もしかしたら、
「処分」の日が迫ってたのかもしれません

ジンは、
おねーさんたちに「あきちゃん」という愛称まで
付けられて、かわいがってもらっていたようです


以前も秋田犬を飼っていて、この犬種がどれだけ危険か
体感しているし、覚悟がある と話をすると、
おねーさんたちはとても安心してました


名前が付く前のジンに

「アキタの誇りはあるか?」と聞くと

「誇りってな~に?ほこりっぽくないよ~」と
ぼんやりしてました



じん

お店からウチに来たばかりのころ

生後6ヶ月 (貴重な写真です)

じん


今ではこんなにも皆さんに愛させる存在になりました

じんくんファンの方、いつもありがとうございます

これからも応援よろしくおねがいします



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