僧侶が天皇になる！？道鏡と孝謙天皇５終

染師・まいまい　です

私の地元、栃木県にも
歴史の足跡が、いろいろありますよ

と、言いつつ、地元民は地元のことよく知らない
ことって、結構ありますよね

私は恥ずかしながら、解らないことだらけです

ちょこっとの付け焼き刃の知識と、素人考えの意見
で紹介してみようと思います

なるべく簡単に

めちゃくちゃなこと、言うと思いますから、
　気になる方は調べまくってください

丸写しなんて恐ろしいことダメですよ

今回は下野（しもつけ）市あたりのエリア・・・

道鏡ゆかりのエリア・・・

⑤　前回のつづき　　おまけ

長かったー・・・

これが史上ありえない、天皇の血筋でもなんでもない、

なんだかよくわからない人が天皇になりそうだった事件、

「道鏡事件」です

道鏡といえば、一般的に、日本史の悪役ランキング

には必ず登場するキャラクターでしょう

女帝に色仕掛けでたらし込み取り入り、思いのまま

女帝を操り、支配し、国を乗っ取ろうとした

魔性の謎多き妖僧

古より、エロい脚色で盛り上がり過ぎたのか、

道鏡はついに金精神（男根崇拝）になり、

子宝、安産、等々・・・

今や、ありがたい存在になってます

(・・・・なのに光源氏みたいに、道鏡の子どもが、

あっちこっちにいるって話も聞かないな・・・・

もー、昔も今の人も、下半身の話で、はしゃぎすぎよっ

私も小学校の授業以来ずっと「道鏡はエロ坊主

」って

先入観をすり込まれましたけどね

）

自分たちの考えに合わないモノは排除、抹消し、

ねじ曲げ悪役にしたてあげるのが

誰かのせいにするのが

歴史の常ですから

抹消されたのか、

道鏡のことは資料が極端に少ないそうですね

話が違うけど、最近の研究では、あの悪名高き

マリーアントワネットもかなり見直され、悪役脱却中ですしね

まー、普通に考えて、治療と称し、突然、まして、天皇

（当時、上皇）に

なことをしたら、

生きて帰れないのでは・・・

実は、孝謙天皇は自分の立場を利用し、

大好きな道鏡に、嫌とは言えない状況を

つくりだしていたということも考えられます

パワハラ

道鏡は、「ここに住め」「法王になれ」と言われれば、

従う道しかなかったのかもしれない

孝謙天皇は、人生のラストスパート辺りで

おかしくなっていたのかも

また話脱線すると、豊臣秀吉が同じ様に、おかしくなって

いったじゃないですか

無意味な朝鮮出兵、もうろくしながら、追いやった人達の
　
亡霊を見るようになる・・・・

まるでシェイクスピア劇そのもの・・・・

道鏡もはじめは野心の塊だったとしても、

後の孝謙天皇の所業にドン引きだっだとか・・・・

道鏡の弟がいる宇佐八幡宮からの神託の件だって、

孝謙天皇に弟が根まわしされ、一度は従ったが、

「あの女帝は狂っている・・・・・・・

兄さんは法王だのなんだの、いつもプレッシャーが

あるのに、あげく天皇になれだなんて、荷が重すぎる！

意を決して兄さんを助けねば！」と、歯向かったことで

神託がひるがえったのかもしれない

または、兄を妬んでのことかもしれない

たけど、ふたりの間に愛があったのは事実だと思います

「ああっっ！！いけません、私は仏に仕える身っっ！」

とか、

「この私を天皇にするだなんて、なんて恐ろしい！目を

お覚ましくたさい！」と愛に暴走する孝謙天皇を、いさめる

清く正しい

道鏡だった