いよいよ九州家族会が誕生することになりました。

4月と11月に講演会をすることになっていましたが、発足を4月にするのか11がつにするのかで役員の間でなかなか意見の一致ができずにいました。

やっと、4月に結成、11月は発足記念の全国会を博多で行うことに決定しました。

◎4月の講演会は、全国遷延性意識障害家族会の会員でもある富山の中島基樹さんのお母様と本人の講演会と絵画展です。


ずっと伝えたかった「遷延性意識障害」を生きて=

~遷延性意識障害の青年が言葉を取り戻すまで~


・・・・・・パンフレットから・・・・・・

北海道大学の2年生だった基樹さんは13年前の1月に心肺停止、十数分後に息を吹き返しました。
「低酸素脳症」と診断され、以来「遷延性意識障害」として在宅療養中でした。
一昨年国学院大学柴田保之教授の指導で、筆談ができるとわかり、以来父母だけでなく、友人、ホームヘルパーらへとコミュニケーション補助者の輪が広がっている。
倒れた直後に「一生植物状態」と宣告されたものの、筆談するようになって、本人は「ずっと意識はあった」と証言しており、「意識障害」の診断のあり方や治療の在り方に一石を投じている。
一昨年9月ごろから、詩画作家星野富弘さんの影響を受けて絵も描くようになった。飼い犬の「三太」や心象風景画、自画像「いいこと」シリーズなど100点近くを次々と描き上げ昨年4月と12月に地元高岡市で「母と描く作品展」を開いた。
指談や筆談、絵の表現・創作活動が生きる意欲を高めて回復にも効果が出ており、コミュニケーションの大切さを訴え続けている。

・・・・・・

4月19日(日) 午後1:30~4:30 参加費無料

リファレンス駅東ビル(博多東駅より4分)

講演の後、指談、筆談の練習会があります



まだ手直し段階のチラシですが、基樹君の絵を使って、とーっても素敵にできています。


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◎そうして、11月の大々的な全国会には山元加津子さんにお越しいただき、講演と力のいらない介護法をしたいと思っています。


ただ、私たち遷延性意識障害の家族を抱えながら、仕事をしている人も多く、家族会だけでこの講演会を実施するのが、とても大変なのです。

是非皆様のお力を貸していただけたら、と思います。

具体的には、①大切な方にチラシを届けてくださる方

②当日の会場設営などをお手伝いいただける方

お時間がありましたら、宜しくお願いします。

当日はテレビ局の取材なども入る予定です。

また手伝いではなく、講演会を聞きにきてくださるのももちろん大歓迎ですラブラブ

そうして、福岡白雪隊ができることも夢見ています。