亀の子だわしが一つ、コロっと入っていました。

久恵は、絶句しました。

何なのよ!
大げさに箱にリボンなんかつけて!
しかも、昭和?大正?


又、久恵のイライラが爆発しそうでした。

アメちゃん達は、悪魔の喜ぶやり方を真似しただけでした。

悪魔はいつも、外側が大事。
外をきらびやかにして、中身はたいしたものを持っていません。
神様は逆です。外側は質素に中身を、重要にします。
人も同じで、一番えらい人は答えをたくさん持っているひとだと言われます。
いい事も悪い事もたくさん経験して、自分の中に答えをたくさん備えている人。
外を着飾っていて威張っていても、中身が薄っぺらいと神様からすると、ダサいのです。

久恵も神様からすると、ダサい人間だと言う事です。

てへぺろ…勘違いしないでくださいね!

アメちゃん達は、悪魔の流儀にのっとって、本当に久恵が喜ぶと思って用意したものですので。