サビ猫のハナちゃんの事。
(傷口が写るので苦手な方は注意してください⚠️)
初めて登場する子です。

21歳で看取った#最愛のモコ は背中がサビ柄でした⇩



私のシェルター #保護猫ハウスmocoto へいく途中に老夫婦が庭で飼っているサビ猫のハナが住んでいました。私はサビ猫には特別な思いを持っています。
安全対策や防寒対策など全くされていなくて心配でいつも通ってハナに会っていました。ある日ハナが昼間起き上がっている姿を見て衝撃を受けました。



お腹にめちゃくちゃ大きな腫瘍がありました。私は写真を先生に見てもらって手術できるか相談して無理言ってスケジュールを入れてもらいました。飼い主さんは「腫瘍は気づいてるけど捕まえられないから病院は連れていけない」の一点張りでしたが、「お金は一切いらないので手術させて欲しい」とお願いしに行きました。このままだと腫瘍にウジが湧いてハナちゃんが更に苦しむことになるからです。先生の見立てではもう末期のガンだから治すことは無理でも腫瘍を取ってあげる事で少し楽にしてあげられるとのとこでした。
あんなに捕まえられないと言っていたけど、あっさり捕まえる事ができてすぐに手術となりました。先生もこんなに酷い手術は初めてだったようです。
無事に手術が終わって、入院していましたが、ご飯もよく食べているという事で退院となり、今シェルターのお手伝いをしてくれている看護師のボラさんのお家で看病していただいています。



私がシェルターを作った時にハナも入居できたらいいなと思って飼い主さんに話したら「うちの子だから」と言われたので諦めていましたが、今回は「勝手に住み着いた子だ」と言われました。近所の方の話では10歳は超えていて長い間飼い主さんが好きでそこに暮らしていたハナがかわいそうで仕方ありません。
なんて勝手なんだろう😭病院に連れて行かないという事はネグレクトで虐待の一種だと思うのです。
ハナをみて目を逸らす子供などもいてトラウマにならないといいなと思っています。
今はご飯も食べてくれていますが、乳がんから全身にガンは転移していて、肺のガンのせいで最期は迎えると思うと言われています。でもハナは死ぬなんて知らないし思ってもいないから全力で頑張っています😭
先日会いに行って抱っこさせてもらいました。2.2kgの小さな体だったけど、命の重みを感じました。

お外では触らせてくれなかったけど、抱っこさせてくれて嬉しかったです😭


乳がんは初期に気がついてあげられれば体表にでているので手術で治るケースが多いです。ハナに助けてあげられなくてごめんねと何度も伝えました。
でも最期はお家の中で安心できる事を教えてあげられてホッとしています。あのままならウジがわいてのたれ死にしてしまうところでした。。あとはハナの生命力にかかっています。今まで食べられなかった様な美味しいご飯をたくさんあげたくてほしい物リストを作らせていただきました🙇‍♀️
ご協力いただける方はよろしくお願いします。

皆さんの愛猫ちゃんは定期的な健康診断を受けていると思いますが、早期発見が本当に大切です。ハナが命をかけて改めて教えてくれました😭なので皆さんにも知って欲しくて投稿させてもらいました。
長い文章を読んでくれてありがとうございます🙇‍♀️