ビッグバンを世界的なファッションアイコンに上り詰めさせた彼女、YGスタイリストのジウンと分けてみたファッション物語。
彼女が、過去15年の間に培った経験とスタイリングのヒント、そして今季注目すべきアイテムまですべて公開する。

なぜスタイリストという職業を選択したか
子供の頃から服に触れるのが好きだった。
正しく学んでみたくて、大学も衣装学科に志願し、在学中に偶然先輩の頼みでYGエンターテインメントのスタイリストアシスタントとして働くことになった。
卒業を控えて、この仕事が果たして合うのか気になった。
どうしても初めてのファッション業界だったから。
そして卒業するとすぐ婦人服デザイナーとして就職し、しばらくYGを去った。
でも間もなく、 活動的で創意的に動くスタイリストがさらによく合うということが分かった。
YGと一緒の時間がすでに15年
そう。
YGと一緒にしてすでに15年が過ぎた。
その時はYG所属のアーティストを担当したが、今では多くのマガジンと作業したりして、モデルとアーティストと一緒に仕事することもある。
ダイナミックなこの仕事に満足している。
スタイリストとして最も重要視する部分
アーティストとのコミュニケーション。
お互いの意見の伝達が容易でなければならない。
メモする習慣と熱心に観察する態度も重要である。
特に好きなスタイルは決めたことはない。状況にふさわしいスタイルに沿っていくというか?

ビッグバンの人気は日本と中国でもすごい。 海外ツアー中に特に気にする部分があるのか
ビッグバンは自由なエネルギーが非常に強い。
何かにこだわらない、そんな開放的な感じかな。
日本ツアー中には、より多様なカラーを試みて見るほうであるが、好むカラーが確実な中国のような場合はレッドを多く使うことになる。
この間、中国MADEツアーオープニングの衣装をレッドで披露したが、現地のプロモーターの反応がとても良かった。
ビッグバンは色も多様だ。
新しいアルバムコンセプトはどのように捕るのか
全般的に音楽が与える感じを考慮する。
音楽と最もよく似合うスタイルを探してスタイルに合うブランドを選択することに集中する。
新たなスタイルを試みることも重要だが、アーティストによく似合うルックをすることが一番重要なので何度も悩む方だ。
完成されたスタイルはアーティストともう一度確認作業を経て終了する。
無理に誰かが着せてくれたようなスタイルが一番良くないと思うからだ。
新しく出たアルバム'しらふ'のスタイリングコンセプトが気になる
1950年代ロンドントリートファッションの一つである'テディボーイスタイル'を再現してみた。
色は夢幻的な感じの歌詞と似合うようパステルトーンで整理した。
メンバーひとりひとりの個性が強く現れることより似たようなトーンの色を使用して一つに統一されたイメージを生かすために重点を置いた。
独特なディテールを使用して面白みを与えてみたりもした。

最近のロンドンでは‘コリア’ならば何でもクールだ。 韓国がこのように愛されることになったが特別な理由があるだろうか
外国人に韓国はまだ新しくて新鮮な国でないかと思う。
中国と言えばオリエンタル ファッション
そして日本は特有の独創的なデザインで世界的な関心を受けて久しいからだ。
それに比べて韓国は今まさに注目され始めたようだ。
韓国はまだ見せることがたくさん隠された宝石のような国だ。
最近ソウルで開かれたシャネル クルーズ コレクションだけ見ても韓国の美しさに対して驚きと賛辞が全世界であふれているではないか?
ここまでくるには韓国音楽と文化が一役買ったと思う。
新しいインスピレーションを受けるために旅行に出発すると聞いた
好きなことをしながら生きるのが重要だと思う。
私は旅行中多くのインスピレーションを得るほうだ。
なじんだところよりは新しいところ、そしてそこの現地人と話をしてみる多様なことを学ぶことができる。

好きな都市を三ヵ所だけを選ぶなら
パリ、アントワープそして東京。
よく訪れる都市なのに毎回新しく感じられる。
過ごす時間が惜しいほどだ。
最近、はまっているのは
ファッションの歴史と様々な芸術作品。
ファッション雑誌やブログは探す方なのか
ブログよりはジェーン・バーキン写真や、ニルバーナの昔のアルバムのジャケットを探してみる。
好きな雑誌はとても多いが、あえて挙げると、VOGUE、i-D、ジャルルス、Vマガジン。
最近忙しいのか
ビッグバンのMADEツアー映像とシングルアルバムそしてプロモーションビデオを準備していて本当に忙しい。
一ヶ月単位で完成しなければならないプロジェクトという負担感はあるが、とても面白くて大変だということも知らずに作業している。
source:farfetch.com
ジウンさんのインタビューだけ載せたので、"今季注目すべきアイテム" などはリンクで飛んでご覧下さい

ジウンさんのインタビューはすごく興味があるんで以前も別のものを載せてるけど(


ジヨンの画像も有難い



