
BIGBANGが海外アーティストとして史上初となる2年連続日本5大ドームツアー【BIGBANG JAPAN DOME TOUR 2014~2015 ”X”】を開催、12月26日に東京ドーム公演を行った。
オープニングには韓国のTV番組『MIX & MATCH』で選ばれた、7人組の新人ボーイズグループiKON(アイコン)が登場。「LONG TIME NO SEE」と「シノシジャク」の2曲を緊張しながらも堂々としたパフォーマンスで披露した。

今回のツアーではメインステージがなんとドームの中央に配置され、そこから放射状に6本の花道&ミニステージという360度どこからでも楽しめるという個性的なステージセット。
D-LITEが「皆さんのために(このステージセットを)考えましたが、動くのが大変なので今は正直後悔しています(笑)」と冗談を言っていたが、メインステージ上にいくつもの大型スクリーン、花道も床にスクリーンを施し、映像が映し出されたりと近未来的かつ洗練されたデザインなのはさすがのBIGBANGというところだ。
オープニング・ムービーが流れライヴは「FANTASTIC BABY」からスタート! 赤いスパンコールのジャケットを身にまとったお待ちかねBIGBANGの5人がステージに現れると、のっけからオーディエンスは大熱狂でパーティー状態となった。

「久しぶりだなー! G-DRAGONです。最後まで一緒に全力で遊ぼうよ!」と呼びかけると会場の空気はさらにヒートアップ。
メンバーがそれぞれ挨拶し、今度は一転ミディアムなナンバー「BLUE」へ。
ストリングスを取り入れたアレンジでより曲の深みが増す。
また、「HaruHaru -Japanese Version-」もムーディーなバンドアレンジでオリジナルとは違う魅力を放つ。
次いで、「ガラガラGO!!」「Top Of The World ~ NUMBER1」で会場を再び熱く盛り上げると、G-DRAGONとT.O.Pがステージから一旦去り、V.IとD-LITEとSOLの3人が流暢な日本語でトークタイムに突入。
トークになった途端“クールでカッコいいBIGBANG”から“面白くてお茶目なBIGBANG”に変貌(笑)。
オーディエンスをチーム分けして掛け声合戦をしたり、その優勝チームから数人のファンをピックアップして3人がインタビューするなど、ファンとのコミュニケーションもたっぷり。
ダンスや歌などファンからのリクエストに応え、逆に3人からファンに歌をムチャ振り(!?)するも、それにファンがしっかり応えて大爆笑が起きたり…とハッピーな時間となった。
中盤はGD&TOPの「ポギガヨ(KNOCK OUT)」「HIGH HIGH」のHIPHOPナンバーから始まり、そこへ再び3人が合流し「BAD BOY」「Tell Me Goodbye」。

そして「CAFe」をお洒落に決め「LIES」では客席から息の合った掛け声が響いた。
なんと「LOVE SONG」では筒型の壁に囲まれたステージで、メンバーがワチャワチャとじゃれ合い、いちゃつきながら歌ったり、SOLは腹筋したり、V.Iが歌うSOLを肩車したり…と曲のタイトルとはかけ離れた演出!
この日、一番大きな黄色い悲鳴がとどろいた(笑)。
生バンドによるBAND JAMのあとは今ツアーが日本初披露となるGD×TAEYANGの新曲「GOOD BOY」で会場の興奮度もますます上昇。
「FEELING」ではサビで5万5000人のゴキゲンな大合唱が沸き起こった。
メンバーからの挨拶では
「今年は皆さんのおかげで半年以上日本でのソロ活動ができました。無事にソロツアーを終えたし、今もまた12月にアルバムも出して活動できて、本当にありがとうございます。そして僕のソロツアーも皆さんのおかげでまたホールツアーが決定しました! このアンコールツアーは本当に予定にはなかったんです。これは皆さんの力でアンコールツアーができたので、皆さんまた遊びにきてください!」(D-LITE)

「今日最高ですね。1年ぶりの東京ライヴでとても楽しい時間でした。もうすぐ新しい年ですね…皆さん、少し早いですが、明けましておめでとうございます! これからも皆さんの期待にもっと応えるBIGBANGになります。本当に幸せでした。ありがとうございました」(T.O.P)

「僕の人生にとって最高の時間じゃないかなと思う。素晴らしかったですね。今僕のテンションも超超高くなりました。今年はBIGBANGの新しいステージをあまりお見せできなくてとても残念でしたし、さびしかったです。近いうちに新しいアルバムで皆さんのところに戻ってくることをこの場で約束します。お待たせしていますがもう少し時間をください。その待ち時間が無駄にならないよう素敵な形でBIGBANG5人で戻ってきます。その時まで待っていてください」(G-DRAGON)

「今日はBIGBANGのXツアーの中で一番熱かったですね。感謝しています、ありがとうございます。今年は色んなことがあって、個人的にはソロ活動で忙しかったんですけど、特に今年は日本のみなさんの愛を感じることができて本当に幸せでした。来年は必ず5人のいい音楽でまた会いたいです。たくさんの愛と応援をよろしくお願いします」(SOL)

「僕らBIGBANG日本でメジャーデビューして毎年年末に東京ドームで皆さんと一緒に過ごすことができてすごくうれしいです。やっぱり1番よかったなって思うことはBIGBANG5人でステージに立って、ファンの皆さんの前で歌うことができてよかったと思います。これからもBIGBANGをよろしくお願いします! 2015年もみんなで頑張っていこうぜー!」(V.I)

とファンの応援に感謝すると共に来年また5人で新曲をひっさげて戻ってくる決意を表明した。
本編を終え、アンコールに再び登場した彼らは「LAST FAREWELL」そしてV.IによるDJ TIMEというスペシャルなステージも用意。
各メンバーのソロナンバーが次々と繰り広げられドームが巨大クラブ状態に。
途中盛り上がりすぎたDJのV.Iが思わずストップボタンを押してしまい、DJ TIMEが中断、他の4人から容赦ないブーイングが浴びせられつつ、また頭から仕切りなおすというレアなハプニングも発生(笑)。
そしてラストはお約束の「FANTASTIC BABY」で再び最高潮に盛り上がり全21曲のコンサートを終えた。

BIGBANGとしての新曲披露はなかったものの、斬新なステージの視覚効果やアレンジを変えたりと既発曲の新しい部分を見せオーディエンスを魅了した彼ら。
この5人が完全体でどんなカムバックを果たしてくれるのか2015年への期待が膨らんだライヴだった。
source:excite.ニュース
もう1ヶ月と10日も前のことなんだねー
月日の経つのは早い・・・
Νewアルバム引っさげてのワールドツアー、どんなものになるのか・・・
楽しみ
