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亡き義父宛の謎の荷物。
犯人はやっぱり義姉(長女)。
しかも、私にバレるまで夫は何もしていないという…
私はとにかく、怒った。
もう、怒る事しか出来なかった。
タイミングも悪かった。
とにかく仕事が忙しい日で、朝から夕方があっという間すぎて、記憶になかった。
帰宅してソファに座ると、しばらく動けない。
そんな日の出来事だった。
夫は、何で連絡をとったかしらないが、義姉(長女)に、なぜ義父の名前で送ったのかを聞いたらしい。
私は疲れていたし、早く寝たかったから早々に寝室に行っていたけど、怒りからか、なかなか寝付けなかった。
そのうち夫がやってきた。
そして、叱られた犬のようにこちらを見ている。
「何?」
あまりに鬱陶しいので、私から聞いた。
それでも、夫は何も言わない。
「何でお義父さん宛に送ったのか、わかったの⁈」
腹立たしい。
なぜ私が質問しなければいけないんだ…
「あの、間違えてお父宛にしたかも…って」
「わざとじゃないって…」
「で⁈」
「もう、こうゆー事せんでって、言っといた」
「で⁈」
「で⁇」
まただ…
詰めが甘いし、どうせ強くは言っていない。
いつまでも、「末っ子のボク」という自分を捨てようとしない。
怒涛の如く、私の反論がはじまる。
「間違えて?そこから可笑しいよね?
人の家に物を送るのに、相手の名前を確認しない?
お義母さんだけが住んでる訳じゃないよね⁇
他の人が受け取る可能性もあるよね?
物を送るのにそうゆう事、気にするよね!!」
もう、止まらない…
「だいたい、なんでわかった時点でアンタは確認しない?私にバレてから慌ててするの?バレないとでも思ったの?」
「いや、今日はすごく疲れてるみたいだったから、今日じゃない方がいいかなって…」
「今日じゃなかったら、何も言わないとでも⁇」
「いや、そうじゃないけど…」
疲れていようが、元気だろうが、どちらにしても義姉案件で私が嫌な気持ちになる事に変わりはない。
過去にも義姉のせいで、それまでの楽しい時間が地獄絵図になった事は、何度もある。
学ばない。
ほんとにバ◯なんだろうか。
この男は。
実はこの日、私は職場で昇進と昇給の内示をもらっていた。
義姉が送り主だとわかる数時間前に夫にその事を伝えていた。
その時夫は、
「じゃあ、母さんの奢りで今度の日曜はお食事だね♪」
なんてふざけていた。
もう既に義姉の仕業と知っていたのに。
ほんとうに、救いようのないバ◯かもしれない…
と、私はガチギレしながら思っていた。
せっかくのいい日が
ヤツのせいで、最悪の日になった。
つづきます。