お久しぶりです。
家庭は平和、仕事が多忙なのを言い訳に、
しばらく更新しておりませんでした。


が…
久しぶりに事件が起きました…


少し前、佐◯便で荷物が届きました。
平日だったのですが、何かの理由で私は休んでいて、荷物を受け取りに出たのも私でした。

海外からの荷物。
私は海外からサプリが定期的に届くので、今回もその定期便かな?と宛名を見ると


亡き義父宛。


もう亡くなって2年が近いのに?
海外から⁇


「あの、この受取人ですが、もう随分前に亡くなってますが…」


佐◯さんに恐る恐る聞いてみました。

「えっ⁈そうなんですか⁇
 いやー、変ですねー…」

と、少し困った様子。

「受取拒否とかできるんですよね⁇」

と、念の為聞いてみたら、

「普通の国内発送だと、割と簡単に処理できるんですけど、国際便ですよねー…。。。できれば受け取っていただいて、ここにある問合せのとこに聞いていただくと助かりますが…」

明らかに、困ってるし、めんどくさそう。
一旦受け取り、送り状をよーく観察したり、箱を振ってみたりした。

軽いし、何か液体の音がする…
開けるのも怖いし、気持ち悪い。
少し前に送りつけ詐欺とかあったし、そんなんだと、もっと怖い。

とにかく、悪い想像しか出来なかった。
だって、海外から、死者宛の荷物なんて、
不気味以外の何者でもない。



とりあえず、夫にすぐLINEで確認。

そして、配達のお兄さんに言われた通り、送り状にある問い合わせ先へ連絡をした。

問合せ先は、佐◯の国際貨物相談センター(確かそんな名前)で、発送した海外のストアではなかった。


電話で、送り状の番号を伝えると、


・Amazonか何かで買われた物らしい

・詐欺を働くストアではないらしい

・商品は化粧品らしい

・支払いはクレジットでされており、送りつけ詐欺でもないらしい


と、全て「らしい」だけど、危ない荷物ではない事は何となくわかった。


そして、


「どなたかが、亡くなられた事を知らずに贈られたかもしれませんので、心当たりがあれば聞いてみられてはいかがですか?」


と、アドバイスまでいただいた。

丁重にお礼を言い、とりあえず電話は切った。


それでも、死者への贈り物なんて、誰が、何のために⁇と気持ち悪いのは変わらず、夕方夫が帰るまでそのままにしておいた。


夫の帰宅後、恐る恐る開けてみると…

入っていたのは、スプレーボトル。

そこには見慣れたロゴ。

私がよく買う、海外のオーガニック化粧品メーカーのロゴ。

私は「iHerb」という海外サイトを使って買ってるけど、これは違う。

やっぱりAmazon?

怪しい物ではないのはわかった。


でも、ギフトなら送り主は購入者の名前のはず。

ストアから義父宛って、義父のアカウントを使って誰かが買ったって事?

ますます謎は深まるばかり。


だけど、私の脳裏にチラつく顔があった。

そう、義姉(長女)!


夫に、その考えを伝えると

「いやー、ないと思うよ〜」

と確認もせずに答えた。


あ、そう。

私は「良き妻(仮面)」である。

深追いせずに、とりあえず信じた「ふり」をした。


その後、夫はこのスプレーは何に効くのか聞いてきた。

いつも使うサイトで調べると、マグネシウムオイルスプレーとあり、肩こりや筋肉痛に効果があり、保湿効果もあると、口コミも高評価だった。


「えー、じゃあランニングの後や、筋トレの後いいって事⁈じゃぁ、俺使うわ!」


と喜んでいた。


誰が送ったかわからないのに?

中身が正規品かもわからないのに?


色々思うことはあったけど、

とりあえず好きにさせておいた。


つづきます。