普段作らないものを、何か手作りをしてみると
色んな発見があるのではないかな、
と思うのです。
トルコにいると、なかなか日本食材が手に入りません。
仕方なく、というとアレですが、
やっぱり渋々、梅干しや納豆お味噌などを
こちらに来て手作りしたことがあります。
（そして失敗も山ほどします。。。）
でも実際に、手作りをしてみるということは、
普段何気なく購入しているものが
実はこんなに手間暇がかかるのだなぁ、
とありがたさに気がつく機会でもあり
そして時間がかかるということは、
自力で好きに進めることができず
「自然の力と調和するしかない」
ということに気がつく機会でもあると思うのです。
『なんでもターネ ターネ』
納豆は二日、アプリコットから作った梅干しは数週間、
お味噌に至っては六ヶ月。。。
何でもお店で買ってしまうような、都会育ちの私からすると、
気が遠くなるような長さだ、、、と感じていました。
でも便利さの中で、
「本当は自然と調和してしか人は生きていけない」
ということに、気が付きもしていなかった、
ということなのだろうなぁ、
とも思いました。
「自分の手で何かを生み出す」というのはきっと
どんなものであっても、
決して自分だけの力でできることではなくて
色んな存在の恵みを受けている、ということであって、
だから少々時間がかかっても、時には自分で生み出すことを通じて
もっと自然の恵みに気がつけるようになりたいな、
と思うのです。
