お仕事として
「何かをしたいけれど、何をすればいいのかわからない」
と言うとき、
私は自分が好きなことの
共通項を探ってみればいいのではないかな、
と思うのです。
色んなツールを持っているけれど、
だから逆に迷う、という人は案外多いのかもしれません。
でも自分が好きなことは、
根っこの部分まで辿ってみると
「同じものでできている」ということも多いのです。
例えば私の場合、
絵を描くことと、占いをすることは
一見何の関連性もないように見えるかもしれません。
私自身、点と点がバラバラのように感じて
「自分は何がしたいのだろう?」と思ってきたことがあります。
でももう一段階、奥を探ってみると、
どちらも私にとっては「自己発見」ツールなのだ、
と気がつきました。
私は絵を描くことで、普段見えていない自分に気がついたり、
人の深い部分に触れることが嬉しくて、
占いをするのも、やっぱり自分を普段とは違う視点で見つめて、
気がついていくこと、
そして気づきをサポートできることが楽しいのだ、
と気がついた時、
「絵も占いも、根本的には同じ想いで関わっているのだな」
と、納得したのです。
だから、私にとっては絵を描くことでも占いでも
きっとどちらでもよくて、
「自己発見を共にしていくこと」が目的なのだ、
と悟ったのです。
その目的に合わせて、
ケースバイケースで絵や占いを自由に使ったらいいと
思ったら、バラバラの点と点が、線として繋がって、
何だかとてもすっきりしたのす。
『あれだってこれだって へプシベン』
色んな「好き」がバラバラにあるように感じるなら、
「何故私はこれが好きなのだろう?」
「何故私にとってこれが大切なのだろう?」と
問いかけてみてください。
何故だろう?何故だろう?と一歩奥に掘り下げてみると、
共通項が出てくるのではないでしょうか。
そうしたら、ツールにとらわれずに、どちらもうまく繋がって
活用できるのではないかな、と思うのです。
そしてどのツールを使うにしても、結局は
「自分自身を与える」
ということに帰結していくと思うのです。
どのツールを使っても
自分を表現することだし、
自分を与えることだし、と思えば
「自分であること」だけが答えであって
使うツールの正解を探す必要もないのかな
と思うのです。