わたしの出会ったなかで一番素敵な先生は、小6の時に悩んでる私に気づいてくれた先生。
家庭の悩みは、外では言えない。だから、言えない私にも友達に嫌われたがった私にも気づいていたのかもしれない。
途中で帰ってしまった私にも怒らなかったし、友達が迎えに来てくれた。
最低最悪な私を救ってくれたのは確かに先生たちだった。
中学の時も、意地悪な先生はいた。だけど、素敵な先生もいた。
問題は、高校。
不登校の子ばかりの学校だった。
そこでの先生は、わたしに我慢ばかりさせた。
友達と問題がおこっても、嫌な噂を流されても私がした反抗をせめたてた。
だから、否定してやろうと思っていたのかもしれない。
わたしは、大学に入学する踏み台にしてやりたかった。合格した私を信じなかった先生は大嫌い。
だけど、やっぱり好きな先生がいて。
わたしは、人を嫌いになれない。わたしに嫌われる人はいるけど、その人にとっても私は必要ないんだ。
それでいい。
わたしは、わたしのままで生きてくし必要ない存在である時があることも知ってる。
それでいいのだ。
喉の奥で、わたしをわかってと不安にもなるけど、構ってほしいとおどけてもみるけど。やっぱり、わたしはわたしなりに悩みたいんだ。
先生、ありがとう。だけど、意地悪なズル賢い人間もいるんだね。
私よりも、不埒な心を持つ未熟な先生が。