育休期間にやってよかったこと
育休もいよいよ終わりに近づいてきたので、振り返り。やり残したことも多々あるけれど、自分を褒め称えることから始めたい。以下、育休期間にやって良かったと思うこと。◆TODOリストを作成したことやりたいことを紙に書いた。意図せずやったことだけど、これが良かった。可視化したことで、・優先順位がつけやすくなった。・抜けもれなく遂行(終わってないやつもあるけど・・・汗)できた・完遂できた項目は達成感を味わえた。◆自分と向き合う時間を嫌になるほど取ったこと自分と向き合う時間が十分とれるのは、育休中の特権のように思う。働きながらだと、その価値がわかっていても、時間の捻出がなかなか難しい。そして、自分と向き合う作業は、精神的にめちゃくちゃしんどい。何度もブログに登場している育休JUMP会で本を通して育休中の仲間と語り合う中で、自分のこれまでの仕事での、家庭でのふるまいを振りかえり、何度胃が痛くなったことか。そのほか、いろいろなセミナーや勉強会に出て、自分の思考パターンの癖、行動の癖、次々に知らなかった自分と遭遇。しかしながら、自分の価値観、大事にしていること、こだわっていること、そういったものが浮き彫りになったおかげで、様々な選択の場面でも悩むことが少なくなり、随分と生きやすくなった。様々な場面で伴走してくださった柴田朋子さんや、ともに苦しみ悶えながらも笑いあえる仲間がいたからこそ、できた作業に思う。自分と向き合うためのたくさんの「術」を教わった。次はその術を研鑽していくフェーズ。せっかく身についた術が腐らないよう、復職後もなんとか時間を確保したい。◆仕事脳を使う(緊張感を持つ)機会を作ったことウクレレ教室に通ったことをきっかけにママさんバンドに誘われて、子育て支援センター的なところでライブをやったりした。それ以外にも、各種イベントの企画運営に携わってみたのだが、仕事脳を刺激することはもちろん、普段の生活では経験できない緊張感を味わえたという意味で価値があった。イベント本番に緊張することはもちろんだが、もっと緊張するのはその準備段階。子供が風邪をひかないか、めちゃくちゃソワソワする。私の日々のモチベーションは、子供の健康によって大きく左右される。だから、このソワソワは、まさに復職後に経験するだろうソワソワ。ママ友とのランチ会なら「ごめ~ん、子供がお熱で~また今度!」で済むけれど、イベントでもなんでも何かの役割を担うことで責任が生まれ、仕事のときと同様、起こりうる様々なケースを想定して事前に手を打つ必然性が生まれた。復職後のリハビリにちょうどいいわ~と思いながら、ソワソワを楽しむことができたが、復職したら楽しむ余裕はなさそう。◆たくさんの人と出会えたこと育休期間、本当にたくさんの人と出会えた。ワーママ仲間はもちろん、それ以外にもたくさん。刺激を受けまくり、私の人生観がかなり豊かになった。感謝しかない。・・・と、ここまで書いて、小見出しに違和感。「たくさんの人と出会えた」ことは「結果」だ。なぜそのような幸運に恵まれたか。それはひとえに、私自身が「行動」したからだ。勇気を出して動いて飛び込んだこと。その結果がこのたくさんの出会いに繋がっている。よくアクティブな人間と思われるが、私は根っからのぐーたら気質。人に会うのも、風呂に入るのと同じように、めんどくさい。特に寒い日の風呂。入れば気持ちいいことがわかっていても、グズグズしてしまう。人に会うのも同じで、会えば楽しいことがわかっていても、グズグズしてしまう。子連れだとなおさら、事前の準備がものすごく手間だ。頑張って段取りしても、当日行けないかもしれない。子供を連れて行ったことで、風邪をひかせたり悪化させたりして、のちのち自分の首を絞めることになるかもしれない。・・・なーんてことを考えると、どんどん行きたくなくなる。だからこの育休期間中は、とにかく自分にムチを打ちまくった。何度も何度もぐーたらでめんどくさがりで臆病な自分が顔を出したが、そのたびにそんな自分をえいやっと押し込めて、とにかく、行ってみた。会ってみた。動いてみた。その結果、いろんな人と出会うことができた。どんどん、会いたい人が増えて行った。出かけたい場所が増えて行った。そうすることで不思議と、動くことへのハードルが少しずつ下がっていった。とにかく「動く」こと。これは、意識しないとできない。復職後も意識しておきたい。