読書をして感動したとき。
研修を受けて唸ったとき。
未経験の仕事をしたとき。
人間関係でゴタゴタあったとき。
失敗したとき。成功したとき。
ああ、勉強になった!経験値上がった!成長した気がする!
気持ちはホカホカ温かく、熱を帯びているのに、
決してそれを深く振り返りはしない。
それが私です。
振り返りから逃げるワケ。
面倒だから、時間がないから、それも事実。
でもそれらは都合のよい言い訳にすぎず。
本当はなんでなんだ、を突き詰めて考えたら、
まさに今、自分が得たと思っているその知見を、心が動いたその感動を、
言葉に出した瞬間に「なんだ、こんな薄っぺらだったのか」と思いたくないから。
すっごいキラキラのダイヤを手に入れたと思ったけれど、
よく見たらただの石ころだった、みたいな。
そういうガッカリを味わいたくないから。
怖くて、怖くて、言葉にできない。
名付けて、小田和正病。(小田和正さん、ごめんなさい)
この小田和正病、私はこれまで自分の語彙力が貧困であることが原因だと思っていました。
でも実はスキルの問題なのかも?と、この育休中に気づくことができました。
きっかけはこのブログに書いた本で「リフレクション」の奥深さを知ったから。
仕事の業務については、企画して実行して結果を検証して・・・と振り返りがしやすくても、
いざ自分のこととなると、客観的に振り返るのって難しい。
育休の中で学んだこと、感じたこと、たくさんあるのに、言葉にしようとすると詰まってしまう自分にムズムズ。
それを克服するためにブログを書き始めたはずなのに、更新すらままならない日々。
いまここで逃げたら私はこの先もずっとこの「小田和正病」を引きずっていくなと、
育休JUMP会の仲間に一緒に育休を振り返る会をやりませんか?と呼びかけ、
恐る恐るイベントページを立ち上げたら、瞬殺で満席になりました。
(仕事でこんなに瞬殺で満席になったことないから、嗚呼これが仕事のイベントだったら!と心底思いました・・・)
振り返り
みんなでやれば
怖くない
終わらない写真整理。
増え続ける育休中にやりたいタスク。
残りわずかな育休に焦りを感じている今日この頃。
うっかり「え!?もう終わり!?」とならないために、
脳内をちょっとリフレクションモードにしたいと思ってこのブログ。