東京から西の方に引っ越して

田舎の小学校に入った兄。

 

その兄の登園バックがいつしか

すごく汚れ始めて、気になった母は

兄に質問しても何も答えないので

担任の伊藤先生に、電話で伝えることにした。

 

母親が相談した次の日

先生はうちにやってきたそうだ。

 

 

 

※ここからは少し、先生との会話を書きます。

 

 

伊藤先生

「夕飯時のお忙しい時間帯に

 申し訳ございません。

 

 

 

パンダ母「いえ、、」

 

 

 

パンダ母が応接間で先生と話す間

当時まだ2・3歳のわたしと小学生の兄は

同居していたおばあちゃんが

見ていてくれたそうだ。

 

 

 

 

伊藤先生

「パンダ兄くんのカバンが

 いつも汚れていること、、、

 

 確かに、、転校してきたばかりで

 カバンが黒いなとは思ったんですが

 遊んで帰ってるものとばかり・・

 

 こちらできちんと

 気づくことが出来ておらず 

 大変申し訳ありませんでした、、

 

 

 

パンダ母

「いえ、、、それで、、

 今日先生がわざわざ

 来てくださったのは、、、」

 

 

 

伊藤先生

「あぁ、はい。お母様のお話を受けて

 パンダ兄くんと同じ通学路から帰る

 他の子のカバンを見てみたんですが

 全然汚れてなかったんですね。

 

 だから他の子に

 

(パンダ兄くんは

 転校してきたばかりだけど

 誰か一緒に帰ってる子いる?)

 

 って聞いてみたら

 

(僕と、僕のお兄ちゃんが

 一緒に帰ってる)って

 行った子がいるんです。」

 

 

 

その時、伊藤先生はまだパンダ母には

その子の名前を言わなかったが

お兄ちゃんは、2つ上の3年生らしい。

 

 

 

 

伊藤先生

「(そうなの。じゃあ最近は

  三人で帰ってるのね?

  帰りはどんなことを話してるの?

  先生にもお話聞かせて?)

 

 って聞いたら

 

(お兄ちゃんの友達もいて四人だよ。

 帰りは、みんなでじゃんけんして

 カバンもちゲームとかしてる。)

 

 って言うんです。」

 

 

 

パンダ母

「カバンもちゲームって、、

 じゃんけんして、負けた人が

 ある程度の場所まで

 持っていく・・ってやつですかね。」

 

 

 

 

伊藤先生

「そうです。それです。

 

(じゃあそれで、

 カバンを下に置いたりして

 みんなのカバン汚れない?

 

 あれ、⚪️⚪️くんのカバンは

 あまり汚れてないわね)

 

 って聞いたら

 

(僕は負けたことないから・・)

 

 って言うんです。」

 

 

 

パンダ母

「・・・・・・・」

 

 

 

伊藤先生

「……それで、

 前置きが長くなってしまいましたが

 

 つまりパンダ兄くんがいつも負けて

 四人分のカバンを持って

 歩いているのだと。」

 

 

 

パンダ母

「それと、息子のカバンが汚れることは

 どう関係があるんですか・・

 

 ずっと息子が負け続けるというのも

 ゲームとしておかしいですが

 汚れるって、、、」

 

 

 

伊藤先生

「それが・・・負けたら

 カバンを持つ以外にもう1つ

 罰ゲームがあったらしく

 

 負けた人のカバンは

 みんなに踏まれる

 ことになっていたそうです。

 

 つまり、ずっと負けていた

 パンダ兄くんのカバンが

 毎回踏まれるのだと。

 

 話してくれた彼は、

 1回嫌だって言ったそうですが

 お兄ちゃんとお兄ちゃんの友達に

 逆らうことが出来ずに、

 仕方なく踏んでいたと・・・」

 

 

 

 

パンダ母

「えっ、、、」

 

 

 

パンダ母は、絶句した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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年末の足音が聞こえると、至る所を

お掃除したくなるものです。

 

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ソファーや椅子の隅々、車の中など

細かい隙間の掃除が可能です!!キラキラ

 

掃除機を出すほどではない場所の掃除は

やっぱりハンディですねぇーおいでおいで