登場人物 (前職の会社の同期たち)

 

このお話の始まりはこちら。

前の職場の同僚が、調停中だった①

 

パンダ…私。

藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。2人の子供がいる。

奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。とにかくお金に執着があり、夫のお金を散財する。母親には高額なシッター代を支払っていたがお父さんは知らなかった。

ZくんとYくん…同期の男子

Aちゃん…同期の女子

 

 

 

30代になった娘と、その両親。

母親にまでなった娘と

今になってやっと、本音で話した。

 

 

 

お義父さん

「・・・父さんと母さんのせいで

 大切なものが何かわからないまま

 育ってきたんだな、、」

 

 

 

藤木くんの奥さん(お義父さんの娘)

「・・・・・・」

 

 

 

お義父さん

「じゃあ、ここまで話したなら

 お前にちゃんと聞きたいんだが、

 

 …自分が産んだ子供のこと

 可愛いって思えてるか?

 

 親権がどうと言ってるが

 心から愛情を持ててるか?」

 

 

 

藤木くんの奥さん

「…可愛いとは、、思ってる。」

 

 

 

お義父さん

「だけど、、例えばこの先

 好きな男が出来たとしてその男に

 

 お前と一緒になりたいけど、

 自分の子供じゃない子は引き取れない。

 愛せない。

 

 って言われたとき、お前はその男と別れて

 子供達を選べるか?

 

 よくニュースであるだろう?

 シングルマザーが付き合ってた彼氏が

 子供に暴力振るってたっていう

 最悪なのが。」

 

 

 

藤木くんの奥さん(お義父さんの娘)

「そんな男をそもそも選ばないし・・」

 

 

 

お義父さん

「子供を選ぶ、って言わないんだな。

 もうその時点でやっぱりお前は

 子供を引き取るべきじゃないんだよ。

 

 いや、その時点でっていうか

 シッターにほとんど子育て任せて

 不倫してる時点で、

 お前には母性なんかない。

 

 それは、そんな風に育ててしまった

 父さんと母さんの責任だが

 

 今、父親としての責任を果たすとするなら

 お前に子育てをさせないように

 することだと思ってる。」

 

 

 

藤木くんの奥さん

「じゃあ私、、この先どうやって

 生きていけばいいの?」

 

 

 

お義父さん

「どういう意味だよ。別にこれまでも

 子供たちのためになんか

 生きてなかったよな。

 

 ・・・?

 

 もしかしてその質問の意図は

 子供たちの養育費ももらえずに

 どうやって生活していけばいいか

 

 …って、言いたいのか?

 

 

 

 

藤木くんの奥さん

「・・そうよ、そういうことよ。」

 

 

 

 

お義父さん

「やっぱりな、、

 お前が親権を取りたいのは

 そういう理由だったか。」

 

 

 

藤木くんの奥さん

「・・だってもう、、わかんないもん、、

 

 自分が将来どうなっていくのか

 不安だらけだし、、

 

 これからお父さんたちだって

 離婚するんでしょ?

 30年以上も一緒にいたのに

 母さんのこと捨てるんでしょ?! 

 

 じゃあもうやっぱりお金しか

 信じられるものないじゃない!」

 

 

 

お義父さん

「そう思うなら、自分で稼げ!

 そうやってちゃんと、

 お金の価値を知るんだよ!!

 

 それで、今からお前は

 藤木くんの条件を全部のめ。

 

 今ならそれでも、お前のように

 何もしてこなかった奴が

 絶対に手に出来ない金額を

 藤木くんは払うと言ってくれてるんだぞ。

 

 それをちゃんと貯蓄して、

 元手にして、1から生きていくんだよ。」

  

 

 

藤木くんの奥さんは唇をギュッと結んで

しばらく何かを考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

お世話になった方に、肌に優しく

質の良いハンカチを差し上げるなら、

やはり今治タオル。

 

大きく広がらないこの形が、

自分でもすごく気に入ってまして

何枚か持っています。自分用はもちろん

贈答用におすすめですよ!