登場人物 (前職の会社の同期たち)
このお話の始まりはこちら。
パンダ…私。
藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。
現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。
2人の子供がいる。
奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。とにかくお金に執
着があり、夫のお金を散財する。母親には高額なシッタ
ー代を支払っていたがお父さんは知らなかった。
ZくんとYくん…同期の男子
Aちゃん…同期の女子
話し合いを終えて帰る代わりに
1億ちょうだい。
と、言い切った奥さん。
藤木くん
「ふっ、一億(笑)
もう、笑いしか出ないよ。
びっくりしたんじゃなくて
呆れてるんだけどさ。」
奥さん
「離婚したら、共有財産は
分けるのが当たり前でしょ。
私は慰謝料を払うけど
あなたは共有財産をしっかり
分ける必要があるの。
だから、ひとまずそれくらいは
あなたに払う義務があるから!」
なるほど、
たっぷりあった一人の時間に
その辺りは、調べてきたわけだ。
奥さん
「ねぇ、弁護士さん。
慰謝料と財産分与は
別物なんですよね!」
弁護士友人
「まぁ、、別物ですけど
だからって財産分与については
今回のケースでは必ずしも
法律通りとは限らないので
そこは僕が彼とこの先
話し合って行くことです。」
奥さん
「フゥン。これからこの人に
入れ知恵していくんですか。」
弁護士友達
「いや、入れ知恵って・・」
お義父さん
「……お前は、自分の立場を
わかって話してるのか?」
たまらずお義父さんが口を挟んだ。
奥さん
「自分の立場はまだ、この人の妻よ!!
不倫したって、
法律で罰せられないけど
離婚の場合はちゃんと
法律があるでしょ!?
私はその話してるの!」
こっちはその話してない。
こういうバカ女のために
早く法律作れよ、と思うけれど
国のお偉いさんだって
不倫しているのだから
自分たちが危うくなるような法律など
誰も作らないだろう。
藤木くん
「つまり、たとえば親権は渡すから
この先養育費は払わない。
って俺が言ったとして
その条件じゃあ君は
親権は取らない、ってことだよな。
お金込みの親権じゃないと
いらないって話。」
奥さん
「だからそれは、あなたが子供達のこと
どう思ってるかって話でしょ?
世の中離婚して、
養育費も払わないっていう
男がわんさかいるらしいけど
あんなのクソ男がやることよ!」
つまり、
お金なんかいらないから
子供達だけは、
親権だけはください!
ってことだろうけど
さすがに直接は
言えないわけだ。
藤木くん
「まぁ、最初からわかってた。
俺たちが話し合いで
なんとか解決するなんて
無理な話なんだから。
これからちゃんと
裁判にするんだから
それまで連絡待っててよ。
ほんと、一体何しにきたのか
全然わからないぞ。」
奥さん
「子供たちに会いにきたのよ!」
お義父さん
「・・・・そういうのいいから
お前は帰りなさい。」
チッ
なんとこの女奥さんは
舌打ちをして、部屋を出ていった。
藤木くん
「…なんなんだよ、、」
お義父さん
「…すまない、、、」
藤木くん達の家では
そんなことが起こっていた時。
AちゃんLINE
「ねぇ。これさ、
藤木くんの奥さんじゃない?」
グループLINEに
Aちゃんからなにやら
Instagramの記事らしき写真が
送られて来た。
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