登場人物 （前職の会社の同期たち）
このお話の始まりはこちら。
パンダ…私。
藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。
現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。
２人の子供がいる。
奥さん …ボルボに乗った彼氏と不倫していた。
ZくんとYくん…同期の男子
Aちゃん…同期の女子
不倫相手が家にやってきて
旦那に頭を下げていても尚、
謝ろうとはしない奥さん。
今更だが、友達の言うことは
聞くべきだったと反省する。
周りが反対していたのは
知っている。
あんな人と結婚するなんてと
言われていたのも。
けれど自分が結婚したら
どうにかなるんじゃないかと
自負していたところもあり
そんなわけはないのだと
はっきりわかる。
これは、価値観の相違とか
そんな簡単な問題じゃない。
奥さんは人として、いろんなものが
欠落しまくっている。
藤木くん
「これ以上話しても
時間の無駄だ。」
奥さん
「何よ、私はそう簡単には
離婚に応じないからね。」
藤木くん
「そこは好きにしたらいい。
あとはもう、
お互い弁護士に任せよう。」
奥さん
「あなたはお金で、
なんでも動かせると思ってるけど
そうじゃないから！」
ボルボくん
「・・・・もう、
帰っていいですか。
ご主人も可哀想ですけど
これ以上こんな話
聞いてられないっていうか・・
僕は僕で奥さんのこと、
訴えるかどうか、
弁護士と相談します。」
すると奥さんが、
ボルボくんをキッと睨む。
奥さん
「私、あなたの弱み握ってるから。
私のこと訴えるなら
色々暴露するから！！」
今度は矛先を、
ボルボくんに向けた。
ボルボくん
「なんの話かわからないけど
勝手にしてとしか言えない。
君に暴露されて困るような
そんな弱み、あったつもりないけど
でも、理解した方がいいよ。
子供のことほったらかして
外で男騙して会うなんて
君は子供を産んだり育てたりしたら
ダメなタイプの女だと思う。
男とお金が好きなら
子供なんか諦めた方がいいじゃん。」
おぉ。
ボルボくんが、
結構はっきりと言う。
ボルボくん
「では、連絡先は、
この方に渡してますので。」
弁護士（藤木くんの友人）
「いただいてます。」
藤木くん
「わかりました。
また、ご連絡します。」
そしてボルボくんが、出ていった。
藤木くん
「・・・それで、
これからどうする？
君は実家にでも帰ったほうが
いいんじゃないか？」
奥さん
「いきなりそんなこと
出来ないわよ！！
ホテル行ってくるから
ホテル代出して！！」
藤木くん
「は？自分の置かれてる立場
わかってるのか？
お前は慰謝料を
請求される側なんだよ。
なんでそんなやつに俺が
ホテル代なんか
出さなきゃいけないんだよ。」
奥さん
「もう！！あんたなんかと
結婚するんじゃなかった！！」
奥さんはそう言い捨てると
どかどかと音を立てて
リビングを出ていった。
弁護士（藤木くんの友人）
「、、、、すごいな
お前が言うな感が・・・」
藤木くん
「もうずーっと、
そんな感じだったよな。」
奥さんと入れ替わりで
子供達2人を抱っこしたシッターさんが
リビングに戻ってきた。
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