登場人物 (前職の会社の同期たち)

 

このお話の始まりはこちら。

前の職場の同僚が、調停中だった①

 

パンダ…私。

藤木くん…20代で独立して、すぐにその事業で成功する。

     現在も仕事はとても順調。現在奥さんと離婚調停中。

     2人の子供がいる。

ZくんとYくん…同期の男子

Aちゃん…同期の女子

 

 

 

藤木くん

「ボルボの男。

 

 今、君との関係を

 認めたらしいけどな。」

 

 

 

 

奥さん

「・・・・は?」

 

 

 

 

奥さんは、何が何だか

わからないと言った様子だ。

 

 

 

 

奥さん

「今って?何が?何言ってんの?」

 

 

 

 

藤木くん

「証拠が出てきたら、

 裁判の時、嘘をついているか

 正直に認めるかで

 今後のこと、変わってくると思うぞ。」

 

 

 

 

奥さん

「嘘ばっかりつかないでよ!

 何を話したっていうの?

 

 何もないんだから

 話すわけがない。

 カマかけるのも、いい加減にして。」

 

 

 

 

藤木くんは、携帯に目をやる。

 

 

 

 

藤木くん

「そいつがわざわざ

 うちの近所まで迎えにきて

 家にも来てたって、認めたよ。

 

 ⚪️⚪️ってところに

 住んでるんだってな。」

 

 

 

 

奥さん

「・・・」

 

 

 

 

藤木くん

「っていうか、

 嘘ついてたんだろ?

 

 結婚してて子持ちって

 なんで話してないんだ?」

 

 

 

 

奥さん

「・・・・・」

 

 

 

 

藤木くん

「話さないで、どうやってこの先

 やっていこうと思ってたんだ?

 

 親権欲しいならむしろ

 親権にそいつに向き合って

 子供達のことも

 受け入れてもらえるように

 話し合うはずだろう?

 

 それとも子持ちって言ったら

 付き合ってもらえないくらいの

 間柄なのか?」

 

 

 

 

奥さん

「そんなことない!!

 

 タイミングが、

 今じゃないだけよ!」

 

 

 

 

お。おぉ。

 

 

 

つまり、

 

認めましたね?

 

 

 

 

 

藤木くん

「・・・やっぱり

 男なんだな・・・・

 

 

 すごいな、君は。

 

 俺が男友達と飲みに行くって

 そう言っただけで、

 子供連れてでも、ついてくるのに。

 

 そうじゃなければ、

 経営者の俺に、1日たりとも

 飲み会の付き合いに

 参加させないのに。

 

 自分は子供を預けたまま、

 男の家にまで行けるんだな。」

 

 

 

 

奥さん

「あなただって、、、、

 

 あなたも結局!

 私の知らないところで

 女と遊んでるでしょ!!?」

 

 

 

 

藤木くん

「は?仕事忙しくて、終わったら

 すぐに帰ってくる生活で

 携帯とか交友関係チェックされて

 いつどうやって、女と遊ぶんだ? 

 

 ・・・自分が浮気ばっかりしてるから

 勝手に人のこと疑って、、

 

 

 ほんっとうに、

 母親として、クズだと思うぞ。」

 

 

 

 

奥さん

「何を偉そうに言ってるの?

 

 母親母親って!!

 

 私のこと女として、

 大事にしなかったくせに!」

 

 

 

 

藤木くん

「大事にってなんだよ。

 

 もしそこにすれ違いがあるなら

 不倫する前に話し合うべきだろう!

 

 俺がもし子供のことも家のことも

 ほったらかしてたなら

 こっちが謝ることもあるだろうけど

 

 両方ほったらかしてたのは

 お前の方だから!!」

 

 

 

もうこれは完全に、

シッターさんに聞こえている。

 

 

 

けれどもはや、

これが嫁の本性なので

聞いておいてくださいと

思ったりもする。

 

 

 

藤木くんは改めて、携帯を見る。

 

 

 

そしたら、、、

 

 

 

藤木くん

「・・・大変だぞ。」

 

 

 

 

奥さん「は?何よ。」

 

 

 

 

藤木くん

「ボルボくんが、

 

 今から来るってよ。

 

 

 

 

 

 

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