登場人物
パンダ…ブログ主
大原理央さん
壱子ちゃんのママ友。幼稚園に通う娘(リミちゃん)と、
小学生の息子(省太郎くん)がいる。
夫の省吾が、幼稚園のママ友の早苗と
不倫をしていた。実母は若年性アルツハイマー。
父親は寡黙な人だが、理央さんを想っている。
一人姉がいる。
理央さんの父
娘と子供を心底心配し、愛している。
大原省吾
理央さんの夫。ミクちゃんママとのW不倫が
家族にバレた後、なんとか再構築したいと考えているが
考え方が甘い。
省吾の母と父
理央さんにとってはお義母さんとお義父さん。
理央さんの味方ではあるが、この母親が
省吾に甘すぎたために、振り回されている。
早苗(ミクちゃんママ)
省吾と浮気していたが、夫に内緒で昼ラウンジで
働いていたことがわかるなど、浮気相手は一人ではない。
実の父親は体育教師。父のことが怖い。
子供はミクちゃんだけを引き取りたい。
そしてママ友グループには・・・
早苗のご主人(浩輔さん)
早苗の不倫に深く傷ついているが、2人の子供たちを連れて
これから前に向かおうとしているが、、
ご主人は、気が重かったけれど
今回の一連の話をまた、
お義父さんに
伝えなければいけなかった。
◆
早苗の夫電話
「そんなわけで…
早苗のこと、、ずっと
見張ってるわけには
いかないと思いますど
せめてうちが引っ越すまでは
大人しくしてもらいたいので、、
すいませんが、よろしくお願いします。」
早苗の父電話
「そうか…
病院の件は話してるが・・
全然わかってないんだな。」
早苗の夫電話
「……そうですね・・・
どちらかというと前よりも
悪化してる感じも・・・」
以前なら早苗は
父親に何か言われると怯えていたが
もう今はそんなことも
慣れてしまったのか
父親がストッパーには
ならなくなってきた。
早苗の父
「……そうだな、、、
すまない・・・」
ご主人は早々に、
電話を切り上げた。
◆
さてさて、、、
やっとまた、
理央さんの話に戻りますが
おさらいを・・・
先日は省吾の母親、
つまりお義母さんが
お義父さんに内緒で
省吾に300万円貸していたことが発覚。
そのことですったもんだあって、
お義母さんは
省吾に行き先を告げず出て行った。
そこで省吾から
身勝手な電話が何度もかかってきて・・
というところで終わっていましたが
理央さんにとってはこの件、
ママ友問題と同時進行。
正直これから離婚をする夫のことで
時間を取られている
場合ではなかった。
この時省吾からは
一旦電話攻撃が止まったが
お義父さんは毎日省吾に
母親がどうなったか聞かれ続け
これでは気が気じゃなくて
仕事にならないと言われたそうで
面倒なので
(母さんとは連絡が取れている。
今はそっとしておいて欲しいと
母さんから伝言を預かってるんだ)
と伝えたら、
それも少し大人しくなり
お義母さんの方もなんとか
省吾には連絡せずに
やり過ごしているようだ。
◆
それから数日後。
省吾から理央さんに
LINEが入ってきた。
省吾LINE
「母さんが出て行ってから、
子供たちのこと・・・
今後のこと、、、伝え方とか
ちゃんと考えたから、、
聞いてもらいたい」
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