早苗の夫、浩輔です。

 

 

 

早苗がラウンジに入った音声が

聞こえてきました。

 

 

 

 

何もじぶんは、

自分の妻である早苗がこれまで

清廉潔白で生きてきたとは

思っていませんでしたけど

 

それでも妻の、

こんな一面がわかってしまって

震えを抑えるのに精一杯でした。

 

 

 

そこに勤める女性たちの会話も

低俗で品がない。

 

けれどこの店の商売が

こうして成り立っているのだとしたら

昼間っからこんな女たちに

金を払う男たちがいるからなわけで

 

・・わたしのように、

こんな女と、結婚してしまう

男もいるんですよ。

 

 

 

この会話の時に

佐野って女性が言ってましたよね。

 

 

(あの子は恋をすると

 周りが見えなくなる

 タイプだからね)と。

 

 

 

そんなタイプの人間は

男女問わず

結婚して子供ができたら

 

パートナーが以前より

自分のことを

相手にしてくれなくなったら

それを相手のせいにして

 

異性としての自分を

求めてくれる人のもとへ

行きたくなるんでしょうか。

 

 

 

この後も早苗は

散々好き勝手なことを

話してましたけど

 

 

この後「太客の存在」がわかって

この声を聞きながら僕は

 

 

(太客)って携帯で

検索してしまいました。

 

 

 

 

自分の配偶者が何してるのかって

こんなにも

わからないものですかね。

 

 

 

自分はそんなに

騙しやすい人間なのかと

ちょっと笑えてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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