登場人物
● 芽衣:今回の物語のキーとなる人と私を、出会わせた私(パンダ)の高校時代からの友人。現在ジェシカと2人で、瑛太に探りを入れている。
●小林成美:ホームパーティーで私に話しかけてきたキラキラ女子。5歳の息子さん(ハルキくん)がいる。しかし、その後私に相談のメールがきて、夫のモラハラを打ち明ける。
● 小林瑛太:成美さんの夫で、ジェシカのビジネスパートナー。モラハラ男でマザコン、不倫男だった。
●太田花子:ジェシカと瑛太と同じ会社で働く、派遣社員の女性。瑛太との不倫を、本当はペラペラ人に話したい。
● 萌: 成美さんの友達。成美さんが不倫をしていると、私に伝えてきたが、その真相はまだわからない。
● ジェシカ:瑛太と同じ会社で働いていて、瑛太の上司にあたる。今後しばらくの間、芽衣の仕事のパートナーになる予定。結婚していて、日本人のご主人と仲良く二人暮らし。
芽衣が寝落ちしたその日の朝早く
私には成美さんからの
いつものメールが届いていた。
●月✖️日 その日日記
【今日はパンダさんから
夫が不倫相手と食事に行くと
聞いていた。
夫からは午後に
(今夜はクライアントに誘われて
ミーティングディナーをしてくる)
とLINEがきた。
これが嘘なんだと思うと
嫉妬心というよりも、
怒りが増してくる。
きっとまた違う日には
悲しみとか苦しみがくるのか。
そんなことを思っていたら
夕方夫から
(出先で、ハルキが喜びそうな
おもちゃがあった。買って帰るからね)
と、写真が送られてきた。
前から気まぐれにこうしてハルキに
お土産を買ってくるけど
それは夫の優しさじゃなく
浮気をした罪滅ぼしのような
感じだったんだろうか。
もうこんなメールに
返信なんかしたくないけれど
嬉しい!❤️と返さなければ
逆ギレをしてくるだろう。
深夜うちに帰ってきて
夫が私のベッドに入ってきて
無理やり迫ってきた。
眠いし、ハルキが起きたら嫌だから
ごめんなさいと拒否したら
舌打ちをして、部屋から出て行った。
深夜夫がソファーベッドで
寝ているのを確認して
鞄の中を確認したら
コン○ームは1つだった。
2つも減っているのに、
私に迫ってくるなんて
夫は動物以下だ。
汚い、と思ってしまった。
こんな生活、惨めで涙が出る。
早くこんな籠の中から
抜け出したい。
夫に知られず働く方法は
ないのだろうか。】
私は朝イチでこのメールを読んで
芽衣に転送した。
瑛太を知れば知るほど
怒りしか湧いてこない。
すると早々に、
芽衣からも返信がきた。
芽衣LINE
「昨日寝落ちしちゃって
パンダに連絡出来なかったけど
太田花子は結局のところ
思った通りまた
瑛太の言葉に騙されててね
夜中の間にも
追加でこんなLINEが来てたよ。
成美さんのメールを見た後だと
尚更腹が立つ!」
その後芽衣から、
太田花子からきたLINEの
スクリーンショットが届いた。
太田花子LINE→芽衣へ
「(私はただ、
瑛太さんのことが好きだから
瑛太さんのことが心配なんです。
今、幸せかなって。)
って聞いたら
(花子がいつも何も言わずに
側にいてくれる時が幸せだよ。
やっぱり女は慎ましく
心で意思疎通できる人が良い。
うちにいると
妻は口うるさいし
小言ばかりで息が詰まりそうだから
花子の慎ましく、
欲のないところが癒される)
って寂しそうに言われて
なんか、
泣いてる子供みたいだなって
可哀想にも思えちゃって
やっぱり今の瑛太さんには
色々追求しない方がいいなって
思っちゃったんですよ…」
…はぁ・・・
瑛太、すごいな。
何も言わずにとか、
慎ましく
心で意思疎通って
つまりあなたはさ
太田花子に対して
子犬のような顔をして見せて
黙ってろ
という無言の圧を、
かけたわけね。
※本日の13時ごろ、
いつも数時間ですぐなくなってしまう
あの商品の、ご紹介をします!!
いつも時間がなくて買いそびれている方
もしもタイミングが合えば
チェックしてみてください!!
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大好きな、このカバー付き傘。
一度使い始めると、その便利さにもう離れられず
今回我が家に2色目をお迎えしました
子連れだと、ベビーカーとか車とかの場面で
傘を閉めてカバーをかけるなんて
とっても面倒だったり手間だったりで
「うおーい!」って感じでしたけど
これは傘を閉じたら、下からスッと。
あ、スチャッと、下から上にカバーをあげるだけ!
それでしっかり水滴が落ちないなんて
考えた方に直接お礼が言いたいですっ!
カラーも豊富なので、明るい色でも
どこにでも誰でも使える黒でもお勧めです!
