登場人物

● 主人公:まだ誰かわからない。

● 芽衣 :今回の物語のキーとなる人と私を、出会わせた

     私(パンダ)の高校時代からの友人。

● ジェシカ:ホームパーティーの主催者で、芽衣の仕事

        のパートナーになる予定。

●小林成美:ホームパーティーで私に話しかけてきたキラキラ

      女子。5歳の息子さんがいる。

● 小林瑛太:成美の夫で、ジェシカのビジネスパートナー

●萌   :成美の友人で新婚さん。

 

 

 

私に会いたいと言った人が

萌さんだとわかったけれど

 

そもそも萌さんが

どういう感じの人なのかも

全然わからないので

 

私はどういう気持ちで

受け止めればいいのか

まだよくわからない。

 

 

 

 

「えぇと・・とにかくつまり

 萌さんは瑛太さんに

 成美さんのことを

 お伝えしたいんですね?」

 

 

 

萌さん

「はい、そうです。」

 

 

 

私はグラスに入ったワインを飲んで

芽衣を見つめる。

 

 

 

 

「それじゃあ、

 単純な話で行けば…

 

 芽衣が瑛太さんに 

 ちょっと大事な話があるって

 伝えたらいいんでは…」

 

 

 

頼ってくれてありがたいが

成美のことも瑛太さんのことも

どちらも面識のない私に

出来ることなど

そんな咄嗟には思いつかない。

 

 

 

 

芽衣

「そうなんだけど、

 一緒に仕事してる人に

 

(あの、

 奥さんのことなんですけど…)

 

 って、いきなり切り出すの 

 気まずくない?

 

 仕事とか日常の話題なら

 フランクに話せるけど

 さすがにさ…」

 

 

 

 

「なるほど…確かに…

 

 友達ならいいけど

 仕事関係じゃなぁ…」

 

 

 

なんとなく、萌さんと

芽衣の気持ちはわかった。

 

 

 

 

けど

 

 

 

それこそじゃあ私が言うか。

 

 

 

なんて流れはもっとおかしい。

 

 

 

いきなり難題を突きつけられたが

相談されたからには

なんとかしたいと思うのが

パンダの気持ち。

 

 

 

 

 

「ひとまず萌さん。

 

 答えが出せるかどうかは

 今のところわからないですけど

 

 …萌さんはどうして

 彼女の不倫がわかったんですか?」

 

 

 

 

私の質問を聞いて

芽衣がその場の椅子に座ったので

私たちも続けて、椅子に座る。

 

 

 

こうなったら、

一旦ちゃんと聞くか。

 

 

 

 

 

萌さんはもう一度、

今度はさっきより多めに

ワインをぐびっと飲む。

 

 

 

 

 

萌さん

「どうしてもなにも、

 

 …成美は今の不倫について

 すごくオープンなんです。」

 

 

 

 

「なるほど…まぁ

 そういう状況…

 

 ありますよね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからは、

萌さんの話をもとに

成美との会話形式で書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今から数ヶ月前。

 

 

 

成美と萌さん、

そして成美のママ友の星野さんは

 

萌さんの平日休みに合わせて

都内でランチをしていた。

 

 

 

時間は午前11時。

 

 

成美と星野さんは

14時には子供たちを

迎えにいかなければならないので

萌がその幼稚園の近くに

出向いて行った形だ。

 

 

 

 

成美

「本当にもう、

 14時のお迎えなんて

 あっという間だよねー。

 

 一人の時間が

 少なすぎるよー。」

 

 

 

 

…あれ。

 

 

 

成美はついさっき

育休復帰が早かった私に

 

 

(それじゃあ時間に囚われて

 ゆとりのない子育てに

 なってしまいません?)

 

 

 

って、言ってなかったっけか。

 

 

 

それは私には

子供との時間を

もっとたくさん持ちたいから

仕事なんかしていたら

一緒にいる時間が少なくなる

 

 

というニュアンスに感じられたが?

 

 

これじゃあただただ

自分の時間が

欲しいだけじゃん。

 

 

 

と、最初のたった一言で

すでに突っ込みたくなるゼ。

 

 

 

 

 

星野さん

「ホント、幼稚園ってなんで

 あんなに時間短いんだろ。

 

 

 おかげで習い事の費用 

 結構かかるよねー」

 

 

 

 

成美

「そうそう!

 

 習い事の時間もさ 

 結構短いんだよねー!

 

 萌はいいよ。

 

 仕事してたってさ、

 夜は自由なんだから。」

 

 

 

 

 

「いや、自由って(笑)

 私も旦那いるんだから

 家に帰って食事作ってるよ。」

 

 

 

 

成美

「でもさ、

 外で食べてこようと思えば

 突然予定が決まっても

 出来るわけじゃん。

 

 私たちの場合は、

 旦那かシッターさんか母親か

 子供を預けられる人を確保しないと

 外出できないんだもん。

 

 まぁうちは息子だから

 あと数年もしたら

 一人で留守番できるだろうけど。」

 

 

 

 

 

あぁ…

 

 

もうすでに、

 

 

聞いているだけで

 

 

イライラする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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生理痛が年々酷くなる私。

 

毎月ではないですが、時々本当に辛い時があるので
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調節機能がだんだんわかってきて

(説明書ちゃんと読め。)

 

そしたらポカポカピリピリいい気持ちーお願い

私は横になって、ゆったりした気持ちで

使っています合格

 

 

 

 

 

 

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