このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

↓ ↓ ↓

隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

↓ ↓ ↓

隣の芝生②のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

渋々だが、小田さんが帰った後

武田さんは少し考えた。

 

今日は親身になってくれて

頼りになった部長だが

相手が小田さんだと知ったら

怒り出すだろうか。

 

それとも…

もしかしたら小田さんを

守るかもしれない。

 

 

部長と小田さんは

武田さんより何年も

付き合いが長いのだ。

 

 

どうしたらいいんだろう…

 

 

武田さんはそのまま

あるところに電話をした。

 

 

武田さん

「もしもし…」

 

⚪︎⚪︎

「あぁ、武田ちゃん?

 どうした、こんな時間に。」

※本当は下の名前で呼んでいます。

 

 

相手は、小学生の頃からの

幼馴染の敬太だった。

彼女と敬太は、小学校から高校まで一緒で

腐れ縁のようなものだった。

 

今はなんとなく

親でもなく、同姓でもなく

恋愛関係でもない相手に

聞いて欲しかったのだ。

 

 

武田さん

「敬太…あのね…」

 

 

武田さんはここまでの流れを

敬太に全て話した。

彼は心から驚いていて

途中の相槌で、怒っていたり

呆れ返ったりしているのがわかったが

最後まで真剣に話を聞いてくれた。

 

 

武田さん

「それで…明日部長に話しても

 大丈夫だと思う?」

 

 

敬太

「うーん…確かに心配なのはわかるけど

 もうそれ以外にいい方法が

 思いつかないよな…

 

 あとは探偵とかお金がかかるようなことに

 なるもんなぁ…」

 

 

武田さん

「やっぱりそうだよね…

 

 わかった、じゃあ明日部長に

 ひとまず会えるように連絡するよ。」

 

 

敬太

「あぁ…それはそれでいいと思うけど…

 

 それより武田ちゃん、

 実際子供は産むのか?

 

 だって出産前から

 いきなりシングルマザーなんだぞ?

 

 やけになったり

 仕返しのために産むわけじゃないよな?」

 

 

 

その声は、

心から武田さんを気遣う

あたたかくて、厳しいトーンだった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー