このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

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隣の芝生②のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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2人の間に子供できたこと。

 

それを奥さんには

言わないで欲しいけれど

 

認知するかもわからないけど

 

産んで欲しいとは思う。

 

 

そう言う小田さん。

 

 

勝手だ。

身勝手すぎる。

 

女を、子供を

なんだと思ってるんだろう。

 

 

武田さんはこの時思った。

この人の奥さんどうこうじゃなくて

この人を懲らしめたい。

そうじゃないと、

この人はきっと人の痛みなどわからない。

 

 

無責任に不倫をして

子供ができたら

自分には子供がいないから産んで欲しいけど

奥さんには言わないで

この人だけが好きなようにして

のうのうと生きていくなんて

許せない。

 

 

よし、まずは奥さんに話そう。

 

だけどやり方がわからないから

部長に言おう。

 

 

親や友達には‥‥

 

どうしよう、それはまだ

後で考えよう。

 

 

武田さんは立ち上がった。

 

 

武田さん

「小田さんの言いたいことは

 わかりました。

 今日は帰ってください。

 

 私いま、気持ち悪いんです。

 こう見えても妊婦なんです。

 無理させないでください。」

 

 

小田さん

「わ、わかった‥

 じゃあ次の検診の日とか

 わかったら教えてくれ。」

 

 

武田さん

「ついてくるんですか?」

 

 

小田さん

「いや、それはまずいとは思うけど‥

 ほら、エコー撮ったり

 色々するんだろ。

 教えて欲しくてさ。」

 

 

この空気が読めない男は

なぜか少し

嬉しそうでもあった。

 

認知もしないくせに

もう父親気取りだ。

 

 

けれど悔しかったのは

武田さんはこの時

子供を諦めて欲しいと言われるより

小田さんのこの言葉が

嬉しいと思ってしまった。

 

もちろんそれは

口には出さなかった。

 

 

 

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