このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

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隣の芝生②のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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タクシーから降りると

山のようにきていた

小田さんからの着信。

 

 

予想はしていた。

 

 

出たくはないけれど

このままだと、

うちに来てしまいそうで

それはそれで嫌だった。

 

 

武田さんは電話には出ず

LINEを返した。

 

 

武田さん

『なんでしょうか。』

 

 

小田さん

『なにって!

 どうして最初に僕に

 話してくれなかったんだ?

 

 

武田さん

『どうして?

 

 それは私のセリフです。

 

 どうして最初に

 話してくれなかったんでしょうか。』

 

 

 

結婚してると。

 

 

 

小田さん

「…すまない。

 とにかく電話に出てください。

 話がしたい。』

 

 

武田さん

『なんの話を

 するのでしょうか。』

 

 

小田さん

『なんのって…

 

 妊娠の・・・。』

 

 

 

武田さん

『それを話して

 どうなるのでしょうか。

 

 子供を

 どうなさるのでしょうか。』

 

 

小田さん

『それを話すんだよ。

 だから頼みます。

 まずは電話に出てください。』

 

 

武田さんは部屋にも入らず

マンションの外で

LINEを返した。

 

 

武田さん

『今日はとにかく

 話したくありません。

 

 こんな展開にならなければ

 わたしはずっと

 騙されたままでした。

 

 なぜ私がこんなに

 苦しまなければいけないのですか。』

 

 

そこまで打って、

涙が止まらなくなった。

 

電源を切って

武田さんは部屋に入った。

 

 

 

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