このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

  ↓  ↓  ↓

隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

  ↓  ↓  ↓

隣の芝生②のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

奥さんへの報告の仕方を

部長と小田さんに聞いた武田さん。

 

本当はそんなこと

実際にするかどうか

この時点では何も決めていなかった。

 

ただ、小田さんの反応を見てみたかった。

 

 

小田さん

「奥さんにっていうのは……

 

 僕はやめたほうがいいと思う…」

 

 

部長

「どうしてそう思うんだ?」

 

 

武田さんより先に

部長が質問をした。

 

 

小田さん

「いやだって… 

 悪いのはその男で、

 奥さんに悪いところはないので

 わざわざそんな傷つけるようなことや

 ことを荒立てることは…」

 

 

部長

「それをいうなら、

 武田さんにだって非はないだろう。

 既婚者だって知ってたならまだしも

 武田さんの立場からしたら

 その男、相当酷いぞ。

 私には娘がいるが、

 娘がそんな目に遭わされたら

 もう……」

 

 

そうか、部長がここまで親身なのは

武田さんを娘のように

思っているからなのか。

 

武田さんは泣きそうだった。

 

同じ〔男〕という人種なのに

どうして自分は

こういう人に出会えなかったのだろう。

選べなかったのだろう。

 

 

武田さん

「でも部長、そうはいっても実際

 私は奥さんの連絡先を

 知っているわけではないんです。

 

 一般的な不倫ならよく

 奥さんの方がご主人の携帯とかをみて

 奥さん側から

 発覚することがあると思うんですが

 私からって

 …どうやったらいいんでしょうか…」

 

 

小田さん

「だからそういう

 物騒なことはやめたほうがいいよ。

 ひとまずその男と

 ちゃんと話してみたらいいんじゃないかな。

 

 ね、部長。そう思いませんか?」

 

 

 

部長

「うーーん・・

 

 いや。

 

 やっぱり僕が

 会ってみようかな。」

 

 

 

いつもは優しい部長の目が、

鋭かった。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー