このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

  ↓  ↓  ↓

隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

  ↓  ↓  ↓

隣の芝生②のあらすじ。

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

主に部長とのやりとりばかりだった

その空間で、

武田さんは一度お手洗いに行くために

席を立った。

 

 

その時携帯には

小田さんからLINEが来ていることに気づいた。

 

 

一体いつの間に・・・

 

 

小田さんLINE

「部長と別れたら

 このあと少し2人で話をしよう。

 駅で待っていてくれ。」

 

 

武田さんは

返信しなかった。

 

 

そういえば・・・

 

 

武田さんはこれまでの自分を

2人を、振り返った。

 

 

自分はこうやって

小田さんに誘われたら、

その誘いを断らなかった。

 

自分から誘うことも少なかった。

 

 

相手の方から誘ってくるから

小田さんの方が

自分のことを好きなのだと

思い込んでいた。

 

 

しかし今気づいた。

 

 

小田さんが誘う時は

自分の都合の良い時だけだったんだ。

 

 

自分はただ、

小田さんのペースに流されていたんだ。

 

 

いつもならどちらにしても

すぐに返信をする武田さんが

この日は何も返さなかった。

 

そして何事もなかった顔をして

武田さんは席に戻った。

 

 

小田さんは携帯を2回程覗き見て

少し焦った表情をしていた。

 

 

 

もうこんな人に流されない。

 

振り回されない。

 

この人のペースに飲まれるものか。

 

 

武田さんはそう決意して

部長に再度、笑いかけた。

 

 

武田さん

「部長、小田さん

 やはり私、結果はどうあれ

 このことを相手の奥様にも

 話そうと思っています。

 

 妊娠していなければ

 もしかしたら隠し通したかもしれません。

 黙って去ったかもしれません。

 

 けれど今や私のお腹の中には

 彼の子供がいます。

 

 やはり奥様だって

 そういうご主人であるという現実を

 知る権利はあると思います。

 

 どうかお知恵を貸してください。」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー