このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

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隣の芝生②のあらすじ。

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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前菜が運ばれる前に、

ワインを飲みながら

上機嫌の部長が言った

 

 

部長

「君たちは真面目でいいコンビだよ。

 小田くん、武田さんみたいな

 実直な部下が入って来てよかったな。」

 

 

相変わらずニコニコしながら

部長は素直に褒めてくれる。

 

 

小田さん

「いやぁ、もともと武田さんの

 素質がよかったんですよ。

 飲み込みも早かったんで。」

 

 

合わせて小田さんも上機嫌だ。

 

 

そんな小田さんを横目に

武田さんもそろそろ

行動を開始しようと思った。

 

 

 

武田さん

「お二人から褒めていただいて

 ありがたいです。

 

 でもこれも小田さんがいつも

 遅くまで残って

 指導してくださるからですよ。

 

 私はすごく心配なんですよ。

 

 同居されてる

  お母様のことも。」

 

 

小田さんの顔色が

さっと変わった。

 

 

部長

「心配?どうしてだ?」

 

 

武田さん

「だってほら、お母様が」

 

 

小田さん

武田さんっ

 いいっていいって。

 僕のプライベートのことなんて。

 それより部長、

 部長の話し聞かせてくださいよ!」

 

 

小田さんが大きな声で、

食い気味に制した。

 

 

武田さん

「部長、ご存知ですか?

 小田さんってお仕事されながら

 実のお母さんの看病まで

 なさってるんですって。

 すごいですよね。尊敬してます。」

 

 

部長

「え?小田くん・・

 お母さんの体調悪いのか?」

 

 

小田さん

「あ、ええ・・まぁ・・

 それよりぶちょ・・」

 

 

部長

「同居してるのは

 義理のお母さんだろう?

 実家のお母さんは、どこでみてるんだ?」

 

 

ついにきた。

 

 

小田さんの

ワインで赤らんでいたはずの顔色が

少し青くなっているのがわかった。

 

 

 

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