このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

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隣の芝生②のあらすじ。

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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小田さんの声が

わかりやすく上ずっている。

 

 

小田さん

「ぶ、部長・・どうしてここに‥」

 

 

部長

「いやあ、武田さんが

 今日は小田くんと2人で

 ディナーミーティングで

 そこで仕事のアドバイスが

 欲しいって言われてさ

 

 可愛い部下2人が揃うんだから

 そりゃあ断れないだろう。」

 

 

肩幅の広い50代の

二人のことを、

何も知らない部長が

屈託のない笑顔を向ける。

 

 

小田さん

「そ、そうでしたか。

 いやぁ、武田さん、

 部長が来るなら先に教えてよー!

 もっといいお店予約したのにー!」

 

 

武田さんから見ても

その表情は明らかに

引きつっていたのがわかった。

 

 

 

武田さん

「すいません、今日忙しくて

 言うの忘れてましたー!

 ダメですね、私そういうところが

 抜けてしまってて。」

 

 

部長

「まぁまぁ、いいじゃないか。

 さぁ、ではミーティングとはいえ

 ディナーなんだし、

 ワインでも頼むか?」

 

 

小田さん

「あ、いいっすね。」

 

 

調子のいい小田さんは

部長に合わせる。

 

 

武田さん

「すみません。

 私は今日はいいです。

 ちょっとここのところ

 胃の調子が悪くて。」

 

 

そうして始まった

ディナーミーティング。

 

 

ひとまずミーティングという名の下に

武田さんはあらかじめ

用意しておいた仕事の資料を

2人の前に出した。

 

そこで拍子抜けしたのか

部長の前でカッコつけたくなったのか

小田さんはいつも通り

饒舌に話し始めた。

 

 

 

1時間経過して

ミーティングもひと段落した頃。

 

  

部長

「じゃあここら辺で

 あらためて食事にするか。」

 

 

小田さん

「そうですね、腹減りましたね。」

 

 

武田さん

「そうですね。

 はじめましょう。」

 

 

 

静かなショータイムを。

 

 

 

 

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