このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

  ↓  ↓  ↓

隣の芝生①最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

  ↓  ↓  ↓

隣の芝生②のあらすじ。

 

 

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

その日の夜23時過ぎに

武田さんからLINEで連絡が来た。

 

武田さんからのLINE

【パンダさん、小田さんと

 会って来ました。

 

 どういう切り出し方がいいかって

 色々考えたんですが、

 本性を知りたかったのでひとまず

 今日全てを話しすぎるのはやめて

 様子を見ながらにしようって

 思ったんです。

 

 子供のことも決断しなければいけないので

 リミットは少ないですが

 今日から会話は録音します。

 

 それで、今日の夜は

 外で落ち合う予定だったので

 いつも通り普通に待ち合わせをして

 カフェレストランに入りました。】

 

 

そこからの2人のやり取りは

会話形式に書きます。

 

 ↓ ↓ ↓

 

武田さん

「やっぱり一度

 小田さんの家に行ってみたい。

 付き合っているのに

 会うのがいつも私の家っていうのは

 やっぱり嫌なの。」

 

小田さん

「あー、いいよいいよー。

 だけどいきなり

 病気の親に会うっていうのも

 お互い緊張するだろうから

 じゃあ今度、誰もいないときに

 招待するからね」

 

すんなり、顔色一つ変えないで

小田さんはそう言った。

それからいくつか質問したが

当たり前のように、

自分が既婚者であるそぶりは一瞬も見せない。

 

 

武田さん

「小田さん‥ごめんなさい。

 小田さんってやっぱり、

 離婚してないよね?」

 

 

武田さんは率直に

質問してみることにした。

 

 

小田さん

「え?どうしたの急に。

 そんなわけないじゃん。

 誰がそんなこと言ってるの?

 もしかして会社の誰か?

 

 それは前にも言ったけど

 会社の人たちには面倒だから

 離婚したなんて話してないんだよ?

 だから、もし誰かから聞いたなら

 それはあえて僕がついてる嘘だからー。」

 

小田さんはここでも

顔色も声色も一つも変わらない。

 

 

武田さん

「そう。

 じゃあ今日って、うちに泊まれる?」

 

小田さん

「あー、それは難しいよ。

 やっぱりお袋のことみてやらないと。」

 

武田さん

「そうだよね。じゃあ帰ったら

 テレビ電話して。

 お母さん寝てるところで、

 無音でもいいから。

 とにかくお母さんの様子を見せて。」

 

小田さん

「わかったわかったー。

 寝てるところでいいなら

 全然いいよー。

 なんか今日どうしたの?

 いつもよりすごく聞いてくるね(笑)」

 

 


武田さんからのLINE

【そんな感じで今日は

 会話の中に進展はありませんでしたが

 私の心には動きがありました。

 

 この人はこんなに簡単に

 嘘がつけるんだなと。

 もう信用してはいけない。】

 

 

そしてこの日小田さんからはもちろん

LINE電話など

かかってこなかったらしい。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー