このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

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隣の芝生②のあらすじ。

 

 

 

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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私がもしも聖人君子なら、

潔く去る方に賛成するべきだろう。

 

バラすとか仕返しとか

馬鹿な考えを捨てるべきと。

何よりそもそも

奥さんに知らせる意味がない。

 

 

だけど小田さんには…

 

 

ただ立ち去るだけの策で 

それで良いかと聞かれたら

…やっぱりどこか私だって

モヤモヤするのは間違いない。

 

 

武田さん

「奥さんにはなんの罪もないです。

 

 だけど…だけど私だって…

 何にも知らなかったんですよ…

 

 気づかないなんてバカみたいで

 自分のことならここ数日

 散々責めてきました。

 

 でもやっぱり、悔しいです。

 騙された側が

 こんなに苦しむなんて…」

 

 

そこまで聞いて

私は小さく息を吐いた。

 

 

「武田さん。

 武田さんの気持ち、言いたいこと

 わかるような気がします。

 

 ただ、奥さんに話すという点では

 得策とは思えないんです。

 

 そういった心理状態にまで

 追い込まれてしまうほどの

 痛みや傷を負ってしまったこと

 もちろん伝わります。

 

 でも騙されていても、悔しくても

 小田さんの言いようによっては

 結果的にシタ側と言われ

 あなただけがもっと

 傷つく可能性だってあります。

 

 こんな私に名案なんてありませんが

 とにかく武田さんは

 小田さんと話すことです。

 当人無しでいくら考えても

 私に気持ちを話しても

 答えは出ないんですよ。」

 

 

武田さん

「でも、怖いんです…」

 

 

「怖い?‥それは、何がですか?」

 

 

武田さん

「小田さんが‥

 小田さんがなんていうのか‥」

 

 

「‥‥‥。」

 

 

あぁ。

 

 

こんなシリアスな場面でなんだが、

ぶち壊しだが、

ごめんなさいだが、

 

 

私は気が長いわけではない。

 

 

そして今だって、時間もない。

 

だから言います。

 

 

「武田さん。

 

 怖がる必要なんてない!

 

 小田さんは

 ただの

  おじさんです!

 

 

モタモタしていても答えは出ない。

 

はよ言え!!

話にいけっ!!

 

 

 

 

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