このブログは私の親友ミキの結婚から
別居に至るまでを書いています。
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しかし現在は記事がリアルに追いついたため
ミキの話題の進捗がない日は
最近あった隣の芝生話を書いています。
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※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、
身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが
本人の了承を得て書いています。
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私がもしも聖人君子なら、
潔く去る方に賛成するべきだろう。
バラすとか仕返しとか
馬鹿な考えを捨てるべきと。
何よりそもそも
奥さんに知らせる意味がない。
だけど小田さんには…
ただ立ち去るだけの策で
それで良いかと聞かれたら
…やっぱりどこか私だって
モヤモヤするのは間違いない。
武田さん
「奥さんにはなんの罪もないです。
だけど…だけど私だって…
何にも知らなかったんですよ…
気づかないなんてバカみたいで
自分のことならここ数日
散々責めてきました。
でもやっぱり、悔しいです。
騙された側が
こんなに苦しむなんて…」
そこまで聞いて
私は小さく息を吐いた。
私
「武田さん。
武田さんの気持ち、言いたいこと
わかるような気がします。
ただ、奥さんに話すという点では
得策とは思えないんです。
そういった心理状態にまで
追い込まれてしまうほどの
痛みや傷を負ってしまったこと
もちろん伝わります。
でも騙されていても、悔しくても
小田さんの言いようによっては
結果的にシタ側と言われ
あなただけがもっと
傷つく可能性だってあります。
こんな私に名案なんてありませんが
とにかく武田さんは
小田さんと話すことです。
当人無しでいくら考えても
私に気持ちを話しても
答えは出ないんですよ。」
武田さん
「でも、怖いんです…」
私
「怖い?‥それは、何がですか?」
武田さん
「小田さんが‥
小田さんがなんていうのか‥」
私
「‥‥‥。」
あぁ。
こんなシリアスな場面でなんだが、
ぶち壊しだが、
ごめんなさいだが、
私は気が長いわけではない。
そして今だって、時間もない。
だから言います。
私
「武田さん。
怖がる必要なんてない!
小田さんは
ただの
おじさんです!」
モタモタしていても答えは出ない。
はよ言え!!
話にいけっ!!
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