このブログは私の親友ミキの結婚から

別居に至るまでを書いています。

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最新のあらすじ。

 

しかし現在は記事がリアルに追いついたため

ミキの話題の進捗がない日は

最近あった隣の芝生話を書いています。

  ↓  ↓  ↓

隣の芝生②のあらすじ。

 

 

 

 

※登場人物の職業や年齢、名前、私との関係性は、

身バレ防止のため実際とは異なる部分も多いですが

本人の了承を得て書いています。

 

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不倫という結果になったことは

本人も予期せぬところだったとはいえ

その事実を奥さんに話したいという思考は

どういうところからなのか。

 

話しも聞かぬままでは

肯定も否定も出来ず

私はそのまま武田さんの話に耳を傾ける。

 


「奥さんに話したいって‥

 それはまた、

 どうしてですか?

 

 聞く限り武田さんも

 被害者ではありますけど、

 それを先に

 奥さんにっていうのはちょっと‥」

 

 

武田さん

「そうですよね‥。

 だから実際実行にはうつせず

 あくまでも私の心に広がってしまう

 よくない思考の話ですが‥

 

 これは奥さんに

 傷ついて欲しいから

 っていうことじゃなくて

 ‥いや、実際そんなことしたら

 絶対に傷つけてしまうんですけど。」

 

 

武田さんは言葉を選びながら

自分の心にある

天使と悪魔みたいなのを

戦わせながら話している。

 

最初から武田さんの話が

回りくどいように感じていたのは

きっと彼女はこうしてずっと

2つの答えの間を常に

行ったり来たりしているからなのだろう。

 

 

武田さん

「奥さんが事実を知って

 小田さんに怒ったり、がっかりしたり

 そういう奥さんをみて小田さんが

 どれだけ大変なことをしているのか

 わからせたい、ぶちまけたい!  

 って思ってしまうんです。

 

 奥さんにも私にも

 嘘をついていた小田さんが

 悠々と生きていて

 もしそれで不妊治療が成功して

 家族幸せに暮らしていくなんて‥‥

 

 許せないんです‥‥

 

 本当は黙って身を引くとか

 顔でも1発ひっぱたいて

 小田さんの前を

 綺麗に去っていくような

 そんな女になりたいですけど

 他人の話なら

 そうするべきだって思うんですけど

 

 ・・・そんなに潔く・・

 出来ないんです‥私・・私‥」


 

武田さんの目から

涙がぽたぽたと落ちてきた。

 

 

 

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昔はカタログギフトをいただいても

イマイチ何を選んだらよいか

わかりませんでしたが

最近は内容が充実していて素敵です。