お読みいただいてありがとうございます。

最近読んでくださる方が多くなり

途中から見ていただいている方のために

簡単なあらすじをまとめています。

  ↓  ↓  ↓

最新のあらすじ。

 

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ミキの弁護士のメールは

和歌子についても触れていた。

 

 

弁護士からタクヤへのメール

「ミキさんは貴殿の不貞相手である

 和歌子氏に対し、

 不貞行為に基づく

 損害賠償請求を行うことを

 検討しております。

 

 和歌子氏の勤務先は

 承知しておりますが

 ご自宅の住所が不明な状況です。

 

 勤務先に通知書を

 お送りすることは可能ですが

 勤務先への影響等を鑑みて

 できればご自宅にお送りしたいと

 考えております。」

 

 

つまり、

和歌子の住所教えてね、

と、言っているのだ。

 

 

 

このメールの後即、思った通り

ミキの携帯にはタクヤから

LINEと電話が来ていた。

 

ミキはその電話にも出ず、

ラインも返さなかったけれど

 

とにかく話したいと、

タクヤは言っているようだ。

 

 

勢いですぐ連絡してくるタクヤ。

 

 

ほっておくと程なくして、

ミキの口座にひとまず、

1ヶ月分の婚姻費用が振り込まれた。

 

 

まずは条件を飲まないと

先に進まないと

やっと理解したのだろう。

 

しかし和歌子について、

タクヤからミキの弁護士に

こんな返信が来ていた。

 

 

「和歌子さんの請求については

 コロナ明けに一度

 ミキさんと直接会って

 (弁護士さん同席の元)

 どうするか話し合いたいと

 思っております。

 

 現状、私との条件も

 決定していないため

 その点も含めて折り合いをつけたく

 お話させていただきたいです。」

 

 

 

 

タクヤは知っているのだろうか。

 

 

請求するとかしないとかを、

決められるのはミキだけ。

 

タクヤが決める話ではない。

 

 

 

そしてここの話は

ミキと和歌子の問題。

 

 

私は和歌子に電話をかけたとき

直接言った。

 

 

 

「ミキはあなたと

 揉めたいわけじゃない。

 

 むしろあなたも騙されていた

 ということもわかった。

 

 しかしその後も

 関係を続けて行くようならば

 タクヤの真実を

 ちゃんと知ってもらいたい」と。

 

 

当初、

本人同士できちんと話し合えれば

ややこしくなる話ではなかった。

 

 

むしろその時は

ミキは慰謝料請求など

はっきり決めていたわけではなかった。

 

 

だからタクヤさん。

 

 

こんなときあなたが

不倫相手をかばうような姿勢は

得策ではないのよ。