お読みいただいてありがとうございます。
最近読んでくださる方が多くなり
途中から見ていただいている方のために
簡単なあらすじをまとめています。
↓ ↓ ↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
タクヤからの手紙では
とにかく離婚がしたいという思いは
よくわかったけれど
けれどお金は、
一括では払えないということのみで
離婚への主張以外
なんの誠意も見せず、
実際なんの行動も起こしていなかった。
それを受けてミキは
弁護士経由で返事を送った。
弁護士からの返信内容
「まず離婚について、
ミキさんのお気持ちの点ですが
おそらく貴殿は離婚の意向が強く
そこについて何の揺らぎもない為
ミキさんのお気持ちの部分が
理屈に合っていないと
感じられるのだと思いますが
しかしこの限りでは
色々な思いが複雑に絡み合い
一刀両断に判断するというわけには
いかないというのが
通常かなと思います。
ミキさんとしても
貴殿に真摯な謝罪のお気持ちがあり
かつそれに応じた
賠償をされるのであれば
様々なお考えをさておいて
離婚に応じても良い、
というところです。
分割でのご提案は
受諾致しかねます。
今後のことについては
時間をかけて
整理してゆくお気持ちです。」
こういったやり取りを
客観的に見ている私には
タクヤの
離婚を全面的に主張している
手紙の内容と
復縁を匂わせてくる
ミキへの日々の連絡の取り方に
まるで一貫性がなくて
多重人格者かのようにもうつる。
ちなみに
弁護士先生がメールを送った日は
タクヤは大体
ミキに電話をかけてくる。
出ないけれど。
ほんとうに‥‥
弁護士が間に入る意味。
わかっているだろうか。
知っているだろうか。
ミキ側から連絡をした際の
タクヤからの回答は
かなり遅れる。
そして自分の主張があるときだけは
とても早い。
円満な離婚など
ほとんどないとはわかっているが
これほど噛み合わない男が相手では
誰だって匙を投げたくなる。
尚、タクヤはこの返信を受けて、
何もしなかった。
タクヤは今の状態を
平行線だと自分で表現していたが
先に進まないと主張したいのは
こっちのほうだ。
本当に面倒だが
弁護士先生の方からは
また、メールを送らなければ
いけなかった。