お読みいただいてありがとうございます。

最近読んでくださる方が多くなり

途中から見ていただいている方のために

簡単なあらすじをまとめています。

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最新のあらすじ

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幼い頃から、夫婦仲が悪い

両親を見て育ったため

あったかい家庭を

作りたいと言ったタクヤ。

 

その心のままに、強く優しく

生きてゆくことが出来たなら

それはとても素晴らしかっただろう。

 

だけどタクヤの行動には

矛盾しかない。

 

 

 

 

ミキ母LINE

「お金の蓄えは私たちだって

 沢山あるわけではありません。

 

 けれど可愛い娘や孫には

 少しでもと思って買ってやるのです。

 

 結婚式のお金だって、

 娘のためだからです。

 

 私たち夫婦には

 チビミキが何よりの財産です。

 この子を愛情いっぱいに

 育てていくことが目標です。」

 

 

ミキの母親は

何を言っても届かないタクヤに

それでもほんの少しでもいいから

心の片隅に

こういう思いが届いて欲しいと

そう思っていたに違いない。

 

 

 

タクヤLINE

「そうですね。

 さっきは本当にごめんなさい。

 

 私も気持ちが不安定になってしまい、

 気分を害す発言してしまいました。

 

 ミキの実家はすごく

 家族の絆が強くて、

 お義母さんは厳しくも

 優しく温かい人ですし、

 それはお義父さんも。

 

 ミキさんもまっすぐで

 人の気持ちを慮ることができる

 優しい人でした。

 

 そちらに帰るのを

 いつも楽しみにしていました。

 

 自分の家族には少し欠けていた

 愛情というか

 絆を感じることができて

 嬉しかったのは事実です。」

 

 

この話がね、不貞をする前の

タクヤと出来たなら

未来は何か違ったかもしれない。

 

 

だけど私にはもう

タクヤの話は右から左。

 

 

ミキのお母さんも

タクヤのこの発言には特に

言及することもなかったが

今一番聞きたいことを

タクヤに聞いてみた。

 

 

 

ミキ母LINE

「それで、もう嘘はないの?

 不倫相手とは、続いていないの?」