お読みいただいてありがとうございます。
最近読んでくださる方が多くなり
途中から見ていただいている方のために
簡単なあらすじをまとめています。
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ミキのお母さんは
さらにタクヤへのメールを
こう締めくくった。
ミキ母からのメール
「母親はひとりしかいないので
タクヤが親を
大切に思う気持ちはわかるよ。
だから反対に
我が子は何者にも代え難い
宝物ではないの？
あなたを待って
パパと言ってるチビミキが
不憫にも思えて…
あなたも親のことを背負って
気持ち的にも
余裕がないのかもと思うけど、
今の状況をよく考えてほしいです。
親は子どもの幸せを
いちばん願ってます。
ミキは早くから自立して、
少し寂しい気もするけど
たくましくなって
それは安心してます。
でも体だけは気をつけてほしい。
それが
チビミキのためでもあるからと
ミキには毎回言ってます。」
ミキのお母さんはこの時
まだ不倫は知らなかったが
それ以外のこれまでの
タクヤの行いを知っている。
結婚式のことも、
警察沙汰になった暴力のことも。
その度に何度かミキには、
別れた方がよいのではと
伝えたこともある。
けれど我が娘が選んだ人。
我が娘が選んだ人生だから
その選択肢を尊重し
見守ってきた。
だけどタクヤは、
そんなご両親が
大切に育ててきたミキを
孫のことを、傷つけた。
ご両親もずっと辛かった。
お母さんからのメールには
ただただ娘を思い
なんとか今の状況から
救ってやりたいという想いが伝わる。
なのに
やっと返ってきた
タクヤからの返信はこれ。
タクヤ
「すみません。
一度、ミキとも話します。」
これだけ。
おい。
義理のお母さんからここまで
切実な気持ちをもらって
返す言葉は
たったそれだけですか？
マジであなたは変態ですか？
心はどこに置いてきたのですか？
そしてミキとは
話し合ってないですよね？
ミキのお母さんは
あなたの家庭の事情も考慮した上で
我慢し続けて
でも大事な娘（ミキ）のためにと
ここまでのことを
あなたに伝えたのでは？
このメールの後も
タクヤは親が病気だと偽り続け
和歌子には独身者だと思い込ませ
好き勝手したわけですね。