お読みいただいてありがとうございます。
最近読んでくださる方が多くなり
途中から見ていただいている方のために
簡単なあらすじをまとめています。
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ミキのお母さんが秋頃に
タクヤに送ったメール。
その頃、ミキは体調を崩していて
それでも仕事を休めなかった。
しかし遠くに暮らすお母さんも
お父さんの看病が必要で
すぐにはサポートに来れず
もどかしくも、
娘を思う母親の気持ちが
たくさん詰まっていた。
ミキ母LINE
「春にミキに久しぶりに会ったとき
ミキがすごく痩せていて
本当のところ、
すごく心配していました。
先月もあなたの仕事が忙しくて
休みが取れないので
こっちには帰れないと聞きましたが
ミキの体調が
あまりよくないとのことだったので
無理やり帰ってくるように言いました。
病院に連れて行ってやりたいけど
なかなか時間が取れないと
本人は言っています。
きちんと調べた方がよいので
来週そちらで検査をするようにと
伝えたところです。
離れていて何もしてやれないですが
ミキはそれもわかっていて
私に甘えてくることはありません。
1人で何もかも背負って
我慢しているようにも見えます。
女性が仕事を持ち、子育てをしながら
家事をするということは
本当に大変です。
それは私がよくわかっています。」
実際のタクヤは勿論
仕事が忙しくて
休めないわけではなかった。
和歌子に会うために
家のことも娘ちゃんのことも
お金のことも
何もかもミキに任せたまま
ミキの痛みも苦労も知らず
自分は思いのままに
過ごしていたタクヤ。
この頃まさかタクヤが
女と一緒だとは思っていないミキの母は
ただただ娘の体調を思う一心で
とにかく病院に行く時間だけは
確保して欲しいから、
せめてその時間だけでも
手伝ってやって欲しいと願い
タクヤにメールを送った。
ミキ母
「チビミキも家庭のことも
2人の責任において、
築いていくものではないでしょうか?
あなたの仕事が大変なことは
ミキもよく理解しているけど、
それはミキも同じです。
だから本来は
お互いの立場を尊重しながら
助け合うべきだと思ってます。」
ねぇタクヤ、
お母さんの言う通りだと思わない?
だってミキは
あなたがプロポーズした奥さん。
だってちびミキちゃんは
あなたの血を分けた宝物。
百歩譲って
頭お花畑のアホな2人は
今の楽しい時間を
過ごしたかったとして
それでも
自宅で弱ってゆく奥さんを見て
パパーって呼んでくれる
掛け替えのないちびミキちゃんを置いて
心配してくれるお義母さんをスルーして
結婚してからの数年。
好き勝手生きた歳月。
あなたの生き方、
そこまでする価値は
ありましたか?