お読みいただいてありがとうございます。

最近読んでくださる方が多くなり

途中から見ていただいている方のために

簡単なあらすじをまとめています。

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最新のあらすじ

 

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引越し直前。

 

 

忙しいミキにタクヤの方から

連絡しまくってきておいて

 

 

タクヤLINE

「以後の連絡は 弁護士通さないと

 出来ないみたい。」

 

 

 

って、

知っとるわ!

 

 

 

というかこっちが

そういう

希望だしたの!

 

 

 

と、叫んでいるのは

わたしの心。

 

 

 

ミキはこんなタクヤのために

それでも引越しの荷物は

ある程度段ボールにつめていた。

 

  

 

私なら、窓から放り投げたな。

 

 

いや、それでは道に申し訳ない。

通る方の邪魔。

 

 

 

だから

 

‥‥捨てるよね。

 

 

 

 

ミキLINE

「これまでの引越しの時も

 タクヤは手伝ったことないの。

 

 家電とかも私が買ったものだから

 あいつが持っていくものとかないし。

 

 っていうかあいつ

 引越しの費用も

 親の伝手で借金なのに

 

 家具とか

 どうするつもりだろうね。」

 

 

 

 

いやミキ。

 

そんなことは考えなくていいの。

ほっといていいの。

どうなろうがよいの。

 

 

 

 

どうするつもりもなにも、

 

だってあいつはお金も何もないのに

というか借金しかないのに

考えなしに10万以上の物件に

引っ越しを決めた男。

 

 

だめやん。

 

 

見栄っ張り通り越して

もう変態やん。

 

 

そのマンション貸した人も

どうかしてるやん。

 

 

 

そうこうしている間に

やっとミキの引越しの日。

 

 

私も手伝いに行きたかったが

ちょうどその日は

私の仕事がどうしても外せず

 

ちびミキちゃんを見ながら

1人で引越しも大変なのでと

ミキの実家からは

お母様が駆けつけてくれた。

 

 

綺麗好きで

片付け上手なお母様のおかげで

引越し先の部屋は

あっという間に片付いたらしい。

 

 

ミキLINE

「なんかね、部屋が明るいの!

 すっごくいい環境だよ!」

 

 

 

ミキからは

清々しいLINEが届いた。

 

 

引越し先の住所はもちろん

タクヤには教えない。

 

今後書類のやり取りなどは

全てミキの会社に

届くようになっている。

 

 

 

この日を待ち望んでいたのは

ミキのお母様も同じ。

 

 

 

二人が一緒にいる限り、

ミキに危害が及ぶことを懸念して

何も言えなかったから。

 

 

 

さぁ、いうこと言うぞ!!

 

 

 

と言うのは、お母様の心の声。