お読みいただいてありがとうございます。
最近読んでくださる方が多くなり
途中から見ていただいている方のために
簡単なあらすじをまとめています。
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父親との電話が終わった後
突然リビングにやってきて
ミキの目の前にボイスメモを出すタクヤ。
そして
今月中に離婚すると言えと
ミキに要求している。
なんなんだ、このくだらん流れは。
何度も言うが、タクヤはミキに
命令する立場ではない。
こんなバカなこと
誰かが吹き込んでいるとは思えないが
やっぱり和歌子とも話したのだろうか。
録音されて不利なのはタクヤなのに。
タクヤ
「俺は結婚してからこれまで
一度もミキを
女としてみたことがなかった。」
あぁ、またはじまった。
もう、(あら、そうなんだ)
としか言うことないんだが。
タクヤはこうして
自分が理解されないことがわかると
すぐに攻撃を始める。
もともと猛烈にプッシュしたのは
タクヤの方なのに。
けれどそういえば
前の和歌子との電話で
和歌子もこんなことを言っていた。
和歌子
(私は最初彼のことなんて
好きでもなんでもなかった。
だけどとにかく彼には
猛烈にアタックされて
そんな人がまさか
結婚しているとは思わなかった。)
タクヤの頭の中では
その時に自分が正義だと思うことだけが
新しい記憶や言葉に変換されるのだろう。
今回のことで言うと
ミキがお金を貸してくれない。
だから腹が立ったのだ。
自分で録音するとか言っておいて
このセリフ。
墓穴を掘っているようなので
放っておこう。
タクヤ
「離婚に応じないなんて
往生際が悪んじゃない?」
ミキ
「あのね、何度言ったらわかるの?
離婚には応じます。
こっちだってやり直す気なんてない。
ただ、何も決めずに
離婚届けなんて出したら
タクヤが逃げるから
決まるまでしないだけ。
弁護士通すってことになってるんだから
もうこの話やめてくれる?」
タクヤからの
この堪え難い言葉を受けて
ミキはもっと言い返したいところを
ひたすら我慢していた。
タクヤ
「ミキは最初から
シングルマザーでいたら
よかったんじゃない?
今後会社になんかしたら
俺も出るとこ出るから。」
あぁぁぁぁぁぁぁあーーー!
(私の心の声)
うおぉぉぉぉぉぉーーーーー!
(私の心の叫び)
私はこの場にいないけれど
聞いているだけイライラする。
お願いだから
出るとこ出てくれーーー!!
むしろ絶対にでてくれーーーー!!
タクヤの主張を
全世界に中継してーーー!!
もっとこのブログが広まれー!!
私はミキにLINEで伝えた。
私
「もう、そもそもタクヤと
一言も口を聞かない方がいいでしょ。
話したらすぐに
喧嘩になるだけだしさ
今のタクヤに、まともな話が
通じるわけないんだから!」
ミキ
「それは、、何度もそうしてるんだけど
そしたら(無視かよ!)
ってでっかい声出されて
その声聞いたらチビミキが泣くの。
娘にこんなやりとり見せたくない。」
そりゃあそうだけどさ、
言い返したら
何をされるかわからない。
無視をしたら
執拗に話しかけられるって
なんのためにそんな人と
同じ空間にいるのよ。
このままだと
心がぶっ壊れるだけじゃないか。
よし、私が行こう。
もう、追い出そう。
そう思っていたら
タクヤが出ていった。
と思ったら、
コンビニに行っただけで
帰ってきた。(は?)
タクヤ
「とにかくスケジュール通り
進めろよ。
俺は、お前が何を考えているのか
本当にわからない。」
そう言って、タクヤは寝た。
ミキはその日
ちびミキちゃんに聞こえないように
声を押し殺し
目が腫れるほど泣いた。