お読みいただいてありがとうございます。
最近読んでくださる方が多くなり
途中から見ていただいている方のために
簡単なあらすじをまとめています。
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タクヤが実家に帰っていたのは
2日くらいだったが
その間に何度も電話がかかってきて
仕事と育児に忙しいミキには
とても迷惑なことだった。
途中でミキはLINEをした。
ミキLINE
「忙しくて電話に出られないから
用事があるなら
LINEに入れておいてくれないかな。」
タクヤLINE
「ミキと話したかっただけだよ。」
だからそれを
LINEに入れろと言っているけども!!
証拠に残るのが嫌とか?
ほんとに、
一切言うこと聞かない男だな。
私はタクヤには
引っ越すまでもうずっと
家族で住んでいたマンションに
帰ってきて欲しくなかったが
ミキは週末、どうしても外せない
1泊の出張仕事が入っていた。
私とミキの母親は
シッターさんを雇ってでも
タクヤに預けるのをやめたらと伝えたが
断って逆上される方が怖いと
ミキは引かなかった。
私が預かれるものならそうしたかったが
私もその日は仕事だった。
とはいえさすがにタクヤが
チビミキちゃんを連れ去ったり
傷つけることはないだろう。
これまでの様子を見ていても
タクヤが執着しているのは
チビミキちゃんではなくミキだ。
タクヤは料理が上手く
家事なども、
一通りのことは出来ていた。
ミキが任せると言うならここはもう、
それが一番上手く収まるのだろう。
翌日。
タクヤがマンションに帰ってきた。
タクヤ劇場はもう始まっていて
ものすごくどんよりした雰囲気を
醸し出している。
明日はミキの出張の日。
タクヤ
「ねぇミキ、
明日の出張
断れない?」
でた、またいつもの自分勝手が。
ミキ
「はい?断れるわけないでしょ。
⚪︎⚪︎県から依頼を受けてる
重要な仕事だって前に説明したよね。
しかもなんで断らないといけないの?
チビミキを
預かりたくないとか言い出すわけ?」
タクヤ
「いや、チビミキは俺が見ておく。」
ミキ
「え?じゃあ尚更なんで
出張断れとか言うのよ。」
タクヤ
「明日の出張、新幹線とかホテルとか
ミキが立て替えていくんだよな?」
ミキ
「そうだけど、だから?」
タクヤ
「その金、
貸してくれない?
明日引っ越しの
前金払わないと
いけないんだ。」
は?
は??
は???
は????
待って!!
助けて!!
ひゃだ!!
開いた口が
塞がらないっ!
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可愛い名前の腹筋マシン。
マシンというか、椅子やん。
と思いながら
楽な方が好きなのでアリ。