お読みいただいてありがとうございます。
最近読んでくださる方が多くなり
途中から見ていただいている方のために
簡単なあらすじをまとめています。
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タクヤのメモを確認した翌朝
ミキから私にLINEが入った。
ミキLINE
「タクヤも弁護士に
頼むことにしたらしいよ。
色々わからないみたいだから。」
私LINE
「そっか、それならよかった。
タクヤとだけ話していても
話進まないからね。
第三者がいてくれた方が
絶対いいよね。」
ミキLINE
「うん、私もそう思う。
でもお金ないから
頼めるとは思えないけどね。」
まぁタクヤも本当は
ちょっと脅しのつもりで
言ってみているだけだろうけど、
私達には朗報だ。
そんなやり取りのあと慌ただしく
チビミキちゃんの準備をするミキの隣で
タクヤは会社に行こうとする気配がない。
ミキLINE
「今週の土日はどうするの?
実家に帰るの?」
タクヤLINE
「土日にうちにいないと
疑われるからいるよ。」
‥‥いや。
お願いだからどっかに行って。
もう、疑うも何も
全く気にしてないから。
不貞の証拠を集められるのが
嫌とかおもっているのなら、
今更だから。
タクヤLINE
「今週は仕事休むから。
それで、これから実家に帰るよ。
疑うなら
実家に電話していいから。」
いや、どこでもいいよ。
っていうか、なんで仕事休むねん。
慰謝料や養育費、
払わなきゃいけないんだから
むしろ働けよ。
ミキはいろんな言葉を飲み込んで
チビミキちゃんを保育園に連れてゆき
仕事に向かった。
するとまたタクヤから
ミキにLINEが入ってきた。
タクヤLINE
「慰謝料払うのって
俺だけだよな?」
ミキLINE
「そんなことわからない。
っていうかもうそれは別居した後に
弁護士通して話すって言ったよね。」
タクヤ
「いや、俺だけって言っただろ?」
ミキLINE
「言ってない。
和歌子と話せるなら
考えるって言ったけど
話せないんでしょ。」
タクヤLINE
「相手にも請求したら
俺、会社にいられなくなるぞ。
そしたら
慰謝料払えなくなるぞ。」
タクヤ。
まずミキの質問に答えなさいな。
和歌子と話せないんでしょ?
って聞いたのに、それはスルーで
自分の言いたいことばかり。
(慰謝料払えなくなるぞ)
じゃなくて
払うんですよ。
離婚したいと言ったのも
不倫したのも、あなたです。
だから条件を出すのは
あなたじゃなく、ミキなんです。
和歌子と話してから
やっと展開が先に進んだと思ったけれど
タクヤの往生際が悪すぎて
全く話が進まない。
結婚するより
離婚は大変だというけれど
本当に、そのようだ。
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コロナの問題で
春を感じずに過ごしてしまったけれど
もう直ぐ夏なんですね。