朝から、冷たい雨。。。
そして、凍えるような寒さ
早朝からバタバタと身支度を済ませ
彼は、新宿都庁へ向かいました
そう、今日は・・
東京マラソン2010


今回2回目の出場です。
本来ならば、私も応援に行きたかったのですが、
あいにくの雨、二人の幼い子どもを連れては行けず
テレビで応援です
雨風をしのげる場所も無い都庁で
スタート地点に準備し
数十分立ったままで
スタートの時を待つランナーの皆さん。
体温の低下は、ランナーの皆さんにとって
体力の消耗を意味し
とても過酷なレースとなったでしょう。
ランナーの皆さん、多くの関係者の皆さん
本当にお疲れ様でした
さて、ウチの彼ですが・・・
無事に完走しましたよ![]()



8000番代です!
かなり、頑張って走ったみたいです。
本当にお疲れ様![]()
ところで、こんなアスリートな彼ですが
昔は本当に長距離が大嫌いで、
中学校や高校のマラソン大会などでは
徒歩専門・・・。
きついから嫌い・・・。
何の為に走るの~
って、ぼやいていたようです。
だから、一番驚いているのは彼の御家族

信じられな~いと繰り返します
・・・。
マラソンを始めたきっかけは、実は私にあります
3年前、初めての出産に立ち会ってくれた彼。
陣痛が30時間以上続き、痛みから嘔吐を繰り返し
食事は入らないので点滴で栄養を補給され
陣痛の合間には睡魔に襲われ、とても苦しい時間を過ごした私。
初めてづくしに、戸惑う彼。
分娩時には酸素マスクが装着され、
最後の力を振り絞って
3710グラムのビックな赤ちゃんを出産した私の傍らで
涙が止まらない彼がいました。
紫色の唇、顔に浮き出る血管、見たこともない私の表情を見て
「死ぬんじゃないかと心配した・・
」
「ありがとう。おつかれさま」
と言ってくれました。(意識が朦朧としていたのでハッキリとは覚えていないけど
)
命をかけて子供を産んだ私を見て
自分も何かをやり遂げなくては!
と決意したといいます。
「何だか、置いていかれる気がした・・」って。
出産は女性として生まれてきた事を再認識させてくれます。
(お化粧したり、スカートはいたり、ブラジャーつけたりすることよりも)
女性にしか出来ない事。
この世に生命を誕生させること。
苦しみの果てに、かけがえの無い宝物、喜びを手にした充実感。
彼も、今日感じたことでしょう![]()
ゆうくんとそうちゃん、二人分ね!
おつかれさま
私も、第二の人生がんばる
とパワーをもらいました。
金メダルの代わりに、黄金のいびつなさつまいもパンで完走をお祝い
ちなみに、コチラは3年前の彼の勇姿です
来年は、私も走りたいな・・・・

