アイスランド滞在三日目はまず昨日横を通り過ぎたケリズの火口湖へと夜明けの少し後の時間に向かいました。10月半ばの日の出日の入りはオーロラ予報を見ると、こんな感じ。
2017/10/17
Sunset: 18:00
Dark: 18:49 to 07:38
Sunrise: 08:28
Moon:
Sets 18:10 og rises again 06:07
日の出が8時半くらいなのでその1時間前過ぎあたりから空は紺色と茜色が混じりあい徐々に明るくなっていくわけです。そんな時間にケリズの火口湖を訪れたので駐車場はさほど広くはありませんが、車は数台停まっているだけ。入場料もまだかかりませんでした。
この火口湖が出来たのは今から6500年前くらいだそうです。小高い丘になった火口湖の縁の崖から周辺を眺めると広大な大地が拡がっています。火口湖の周りは岩がごつごつして、火山から飛んできた石なんだなと思えるものがゴロゴロしています。
遠くの方に雪に覆われた山も観えます。
とにかくどこをむいても絵画のように美しい自然の大地です。
後ろ髪をひかれつつ、ケリズの火口湖を後にして、アイスランド滞在、最後の訪問地、首都レイキャビークへ向かいます。
レイキャビーク市内の高台にあるペルトラン展望台からは市内が一望できます。建物の中に入るのは無料ですが展望台に出るには料金がかかります。(450か500ISKだったと思います)事前に調べた時に展望台に出るのは無料と記事で読んだのですが、季節によって無料の時期とか有料の時期があるのかも?よく解りませんが。
展望台の建物の前にあるオブジェ
ペルトラン展望台をさっさと後にして、まずは海沿いへと向かいました。中心街を抜けて海に近づくとマンションがまばらに建っています。建て込んでいるのは市庁舎のあるあたり、街の中心部だけで、あとは本当に土地が有り余っている感じです。
海岸のすぐそばに大きな湖がありました。野鳥が何種類も棲んでいるようです。
海を離れ街の中心地へと戻りました。
市庁舎の脇にあるチョルトニン湖のそばの駐車場に車を停めて周辺を歩いてみることに。
チョルトニン湖
まずは宇宙一美味しいと評判のホットドック屋さんを訪ねました。
Bæjarins Beztu Pylsur(読み方解りませんw)というスタンドです。
長蛇の列が出来ていました。ネット口コミを参考に、ホットドック with everythingと注文しました。(450ISK)ソースやフライドオニオンチップなどのトッピングを全部挟んでちょうだい!てな感じです。
フライドオニオンのチップがサクサクしていい感じです。茶色いソースは秘伝のソースってやつでしょうか?何が入っているのかよく解らないけど美味しいです。ソーセージはたいしたことありません。(←個人的感想ですw)
わたし的には、宇宙一ではないかなぁ・・・と![]()
チョルトニン湖から徒歩距離にある旧港にはシーフードレストランが並んでいます。
その一軒、シーバロン(Saegreifinn/The Sea Baron)へとやってきました。ネット検索してリーズナブルなお店ということでした。
お店に入りレジに並んでいる人の後ろに並びます。レジの脇にガラスケースがあって、そこに生の食材が並んでいました。BBQ串にささった魚の切り身だとか、ミンク鯨のステーキ肉なんかもあります。その中から欲しいものを注文してお金をその場で払います。番号札をもらってお店の人の案内でレジの奥の部屋へと。レジのあるフロア(あまり広くないです)だけでなくレジの裏手奥、奥の部屋の二階にも客席があるようでした。
お水やインスタントコーヒーなんかがセルフでもらえるように置いてあります。(アイスランドは水道水が美味しいので水を買わなくて良いです)
暫く待つと、まずロブスタースープがバケットと一緒に運ばれてきました。
ふわっと柔らかいロブスターの身が三口くらい入ってますw クリーム仕立てのスープは濃厚というほどでもないですが、癖のないあっさりタイプで美味しいです。(1800ISK)
少々時間がかかって運ばれてきたのはタラの焼き串。フレッシュで美味しかったです。冷凍物を食べたことがあっても新鮮なタラを食べたのは初めてです、タラって美味しいのね~って思いました。(1350ISKだったと思います。記憶が曖昧ですいません;;)
スープと魚、缶ジュース二本でしめて3900ISKでした。日本円換算で4200円くらいでしょうか。これでリーズナブルと言われるのだから、アイスランドがいかに物価の高い国かと驚きますね。![]()
少し遅めのランチを食べたあとチェトルニン湖畔に停めた車に戻ると、なんと、ワイパーに違反切符が挟んであるではないですか!!!![]()
ここの駐車料金は、駐車スペース近くにある自販機みたいなところで一時間いくらって感じで希望時間分を買い(クレカ使えました)、出てきたチケットを車のダッシュボードの上に置いておくシステムなんですが、3時間分買ったつもりが、2時間分しか買ってなかったようでした。。。うわあああああ、海外にきて駐車違反しちまったよおおおおおおおおおぉぉ・・・・・・・大ショーーーーック![]()
違反チケットに書いてる金額は4400ISKでした。
宿泊したホテルのフロントでこれどうしたらいいですか?って違反切符を見せて聞いてみると、4時で銀行は閉まってるので、明日の朝空港の銀行で払うといいわよと。(翌朝は早朝発の便で帰国することになっていたので)
みなさま、駐車料金は多目に払っておきましょう。駐車違反の見回りはきっちりしてるので。![]()
レイキャビークの街の中心にハットルグリムス教会があります。高くそびえる尖塔が特徴的な形をしています。
ここにも展望台があるのですがこの日はもう暗いし曇ってるしだったので登りませんでした。
朝のうちは目も覚める様な青空が広がっていたレイキャビークでしたが、だんだん曇ってきてこのあと夕方からは雨になりました。こんなふうにアイスランドはとてもお天気が変わりやすいです。風の強い日が多いと聞いていたのですが、ありがたいことにわたしたちが滞在していた数日の間、風は穏やかだったので、さほど寒さに震えるということはありませんでした。小雨はしょっちゅう降ってましたが、傘が必要なほどの強い雨はそれほど長時間は降りませんでした。
最期の夜はレイキャビークの街の中心にあるホテルに宿を取りました。街の灯りが多いし、夕方からしとしとと雨が降っていたので、オーロラ観測は諦めて最後の晩餐に繰り出しました。あちこちうろうろして適当なお店を探したけど、夜はコース料理を前面に出している店が多く、どこに入るか悩んだ末に、宿泊しているホテルに付属しているレストランで食べることにしました。コース料理はおそらく量が多すぎて食べきれないので。このレストランはコースがなくて単品で注文できました。
Scandinavianという名前のレストランです。
ラムステーキ
ハンバーガー
一品でもとってもボリューミーでしたがめーーっちゃ美味しかったです。
ラムステーキに添えてあるラムソースは何が入ってるか解らない感じでしたが、これもとっても美味でした。
品名がハーブ焼きみたいに書いてあったので、苦手なハーブだったら嫌だなと思って、注文時にどんなハーブを使ってますか?とたずねたら、ハーブは使わないで塩と胡椒だけで焼いてるということだったのですが、臭みもなかったです。二品で8430ISK。(9000円くらい)
食後のデザートにアイスを頼みたかったけどお腹に隙間がなくて諦めました><
翌朝は4時過ぎにはホテルを発つので片付けをしてベッドに入りましたが、街中の喧騒が煩くてこの旅行中初めて耳栓を使いました。街中に宿泊するときは耳栓は必須ですね。![]()
















