癌だとわかって一番辛かった事は、癌になった事より、大切な人が悲しむ姿を私が原因で作ってしまっていることだった。
家族や友人が泣くこと、悲しんでくれている気持ちは伝わり、ものすごくありがたい気持ちが大きいのだが、悲しませてしまっていることも、苦しく辛かった
父は、4年前肝胆管癌が原因で他界している。
父が、以前癌を告知された時、父より先に私や家族が泣いてしまった事を思い出し、父に癌告知の時まで強い父を強いてしまっていたようで、あの時気が付がなかった事に、ものすごく後悔した。
泣いても良い結果は出てこない、泣く事で力をなくしてしまっていた。泣く力を治すためのサポートの力に全力で注げていたのだろうか。。。
父への看病の時の後悔が時々顔を出す。
でも、この内容を見て、今度は私を思ってくれる大事な人が私に会う時に、泣くことや辛いという感情を我慢をしなければいけないかもしれないと思うと、それも辛いんだな〜泣く人がいないのも、それはそれで辛い←どっちやねんだよね
そういう感情、穏やかでいられる丁度いいところって、ないものなのかな