おおつごもり。
今年も残り30分ですねw
今年は風が強く気温も低い
寒い年の瀬になりました。
なので風邪をひいたら大変だから
大きな掃除はやめて通常の掃除で
終わらせまた来年暖かい日にしようかと
今日は予定通り朝から
餅つきを2回しました
こちらはあんもち雑煮だから
あんもちは必須
コロナ前は義実家で餅つきを
していましたがここ2年は中止。
スーパーであんもちを買っていたけれど
全く美味しくなかったので今年は
ホームベーカリーで作ることに。
もち米を洗って入れるだけなので
意外と簡単!
ヨモギあんもちと白あんもち
2種類40個くらい出来たかな。
お節はしないので午後から
簡単に掃除しておでんを
仕込みました
夕方、買いものに行ったらひとりようの
おせちセットを見つけたので買って
きました
さて、お題は2021年振り返り。
今年はとっても大切な人との
別れがありました。
最近じんぱちの話題は無く
居候猫ごましおの話題になっ
いますよね
それは愛犬じんぱちが2021年の春、
虹の橋を渡って行きました
13歳7ヶ月でした
今年1月26日夜、私達が仕事から
帰宅し夕食を食べている時にじんぱちが
いつものように横にいて。
そして急によろけて倒れました。
そこから立ち上がれなくなり。
目の焦点が合っていませんでした。
普通じゃない状況に驚き21時頃でしたが
すぐにかかりつけの病院に電話したら
留守電で先生が折り返ししてくれて
病院に戻って下さって直ぐに連れて
行きました。
脾臓から出血しているという事で
説明を受け、2日後手術して脾臓を摘出。
出血は少量との事でした。
病理検査の結果、癌が2箇所に見つかり
ひとつは脾臓に悪性の血管肉腫
もうひとつは扁桃に扁平上皮癌が
ありました。
1年くらい前から喉が苦しそうな
変な咳をするようになり先生にも
相談していましたが原因はわからず。
その時はそれ以上の検査もせず。
脾臓の血管肉腫は血液に乗って
癌がどこに転移するかわからない
状態でした。扁桃の癌は徐々に
大きくなっていき、そのうち気管を
塞いで行くだろうと。
セカンドオピニオンで抗がん剤治療など
色々調べたり迷ったり考えたりしましたが
延命治療の為に高度な治療をしても治る
確率は低く痛いとか辛かったら可哀想だし、
年齢的な事も考え、自然の成り行きに
任せることにして今までじんぱちが
子供の頃からずっと通っている先生に
治療を任せることにしました。
脾臓摘出後はしばらく寝たきりでした。
病院でも何故歩けないのか原因はわからず。
暫く流動食しか食べられず毎日お粥に
野菜を入れたりサツマイモをふかしたり、
離乳食のようなものをアレコレ手作りして
スプーンで食べさせていました。
人間の介護と同じです。
喉に腫瘍があるので食べさせる時は
詰まると死んでしまう恐怖がありました。
しかも人(犬)が変わったようにガツガツ
ガッツいて食べる。お粥みたいなものだった
のでお腹が空いているのか生きる為に
食べなきゃと思っていたのか。
ひとりで食べさせる時は怖かったです。
毎日リビングでいつ何があっても
対応出来るように3人で一緒に寝ていました。
じんぱちように2畳ほどのスペースを作って
囲って全体にペットシーツをひいて。
前足で這ったり排泄はペットシートを
敷き詰めてその場でしていました。
昼夜問わずその度に起きてシートを
変えてタオルで身体を拭いていました。
先生からは持って1〜2ヶ月と余命宣告され
仕事よりじんぱちが大事だったのと
じんぱちをひとりにしたくなかったので
職場にも迷惑をかけるのが嫌だったので
仕事を辞めようかと主人に相談しましたが
調度コロナでいつもより在宅が多かったので
仕事は辞めず気分転換に仕事をしながら
介護をしようという事で二人で仕事を
休んだり都合をつけたりしながらあまり
一人にする時間を作らないように介護して
乗り切っていました。
1ヶ月程したらヨロヨロ少し歩けるようになり自分でご飯を食べたり排泄もできるように
なりましたが排泄の後、喉の器官が腫瘍で
狭くなり酸欠で倒れるようになり。
身体に刺激を与えてしばらくしたら意識が
戻りケロッと回復するという日々が続きました。
術後そんな日々が続いて3ヶ月。
仕事から帰宅し二人で夕食を食べていると
いつものように握り寿司を欲しがったので
たまごをあげたりして外に行きたいというので二人で付き添って庭に出しました。
いつものように排泄をして次第に呼吸が
出来なくなり倒れて、声をかけながら
身体をさすって蘇生しましたがその日は
そのまま意識が戻りませんでした。
最後、倒れる前にヨロヨロとこっちを
見ながら私達の方に歩いてきて力尽きて
倒れて息を引き取った感じでした。
最期まで健気でした。
急だったので呆気に取られて涙も
出ませんでした。いつも仕事から帰ったら
亡くなっていたらどうしょうと思いながら
急ぎ足で帰宅していました。
誰かがひとりで介護している時に
亡くなったりせず癌で痩せることもなく
最期まで元気でいつもどおりの死んだとは
思えないスヤスヤ眠っているような穏やかな
顔でした。
最期は家族で見守り看取ることが出来て
幸せでした。
体調が悪いなりによく寝て、よく食べて、
よく遊んで。本当に直前までいつも通りに
過ごしておりピンピンコロリじんぱち
らしい最期でした。
倒れてからじんぱちを介護しなければ
なりませんでしたが、じんぱちのお世話を
楽しく十分に出来たのでじんぱちが私たちに
心の準備をする時間をくれたのだと思います。
心配は尽きなかったけれど最期の3ヶ月は
じんぱちと今まで以上にゆっくりと過ごせる
いい時間でした。
じんぱちのおかげでじんぱちが居なくなって
淋しいですが深いペットロスのようなものはありません。でもやっぱりここに書いたような細かい事を思い出すと涙がでます。だから楽しい思い出しか思い出さないようにしています。
人は忘却の生き物です。居なくなった人の事を時が経つと共に思い出すことも少なくなり忘れていく。
亡くなった人(動物)の事を誰かが思い出すと天国のその人の周りに綺麗な花が降るそうです。だから心の片隅にいつまでも忘れること無く思い出す事で綺麗な花が降ってじんぱちが喜んでくれるといいなと思います。
私達には子供がいません。じんぱちはひとりの大切な家族でした。いつも話しかけ温かい体を抱きしめて帰りが遅く出張が多い主人にかわって一緒に留守番をしてくれて子供のように大切にしていました。
居なくなって淋しいですが心の準備をする
時間を作ってくれて悔い無く虹の橋に
送り出せました。
じんぱちは賢くてのんびりとした
穏やかな子でした。
私達が淋しくならないよう心に大きな穴が
開かないように生前じんぱちが仲良く
していた野良猫の友達を置き土産して
いってくれました。じんぱちが亡くなる時も
横で一緒に看取りました。
それがいまや居候猫になったごましおくん。
私達がいない時に二人でどんな話をしていたか聞いてみたいです。ごましおはじんぱちが教育したせいか、いつも静かに側にいて、いたずらもなく穏やかな猫です。
人も犬も生まれてきたらいつかは亡くなります。犬の一生は短い。人間の10分の1の速さです。犬から学ぶ事は多かったし、大切な家族です。犬は無償の愛をくれます。人間と同じように血が通っていて目も可愛くて温かかった。
雨が降っていても庭で濡れながら仕事に
行く私達をお見送りしてくれたじんぱち。
健気でした。雨の日はいつも思い出します。
暑い日も寒い日も帰宅するのを
いつも待っていてくれました。
帰宅したら尻尾を思いっきり振って
吠えて喜んでくれて。
今は時々夢に会いに来てくれています。
13年前、我が家に来た時の
ボーダーコリーのじんぱち。
1年の終わりです。
年のせいか1年があっという間に
過ぎます。毎日色々な事があり
過ぎる時間が物凄く速いです。
1日1日を悔いのないように楽しく
今日が幸せだったなって思えるように
初心と感謝を忘れずに大切に
過ごさなければと常に思っています。
感謝無しでは成長は無いですからねw
今年も食べたり遊んだりばかりの
ブログを覗いて下さってありがとう
ございました。
皆さん良いお年を。
また来年!