ストレッサーで胃腸が痛い(消化器官に現れると)
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健康管理士一般指導員という資格がありますが、
健康のための情報を提供するためにもらっている資料です。
ストレッサーで胃腸が痛い(消化器官に現れると)
胃や腸などの消化器官は、粘膜でできており、ストレッサーの影響を受けやすい
臓器です。代表的な症状は、「胃・十二指腸潰瘍」「過敏性腸症候群」「神経性
嘔吐症」です。
●胃・十二指腸潰瘍
胃・十二指腸潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜がただれたり、えぐれたりしている状態
をいいます。上腹部やみぞおちが空腹時に痛むことが多く、胸やけやげっぷ、症状が
悪化すると吐血や下血を起こします。
ストレッサーを受けると交感神経が強く働き、血管を収縮させるため、胃の粘膜の
血流が悪くなります。胃の粘膜の血流が悪くなることで、胃の粘膜が弱くなり、胃の粘膜
を守っている胃粘液の分泌が減ります。その後、交感神経の働きを抑制するために
副交感神経が強まると、遺産の分泌が増加し、弱った胃の粘膜が損傷したり、潰瘍が
出来てしまったりするのです。特に、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ菌)に感染していると
胃潰瘍の発症リスクが高まると言われています。なお、暴飲暴食、鎮痛剤などが引き金
で潰瘍ができる場合もありますが、これらは一般的な疾患とみなされています。
●過敏性腸症候群
過敏性症候群は、IBS(Irritable Bowel Syndrome)とも呼ばれています。不安や緊張など
の精神的ストレッサーが要因で下痢や便秘を繰り返し、腹中を引き起こしますが、病院へ
行っても特に異常は認められません。
過敏性腸症候群は、先進国の20~40代の若い年齢層で多く発症しており、症状により
便秘型、下痢型、混合型の3つのタイプに分けられ、次のような自律神経との関わりがある
と考えられています。
便秘型は、ストレッサーを受けて交感神経が強く働くことで、大腸の蠕動運動が鈍くなり、
便が大腸内に長時間留まることで水分が必要以上に吸収され引き起こされます。
下痢型は、ストレッサーを受けて交感神経が強く働き、交感神経の働きを抑制しようと
副交感神経が一気に働くことで生じます。副交感神経は強く働くと、大腸の蠕動運動が活発
になりすぎてしまい、便の大腸内にとどまる時間が短くなるため水分が吸収されずに下痢が
引き起こされます。
混合型は、便秘型と下痢型の症状を繰り返します。
●神経性嘔吐症
神経性嘔吐症は、検査をしても異常がないのに頻繁に嘔吐や吐き気が起こる症状です。
特徴は、嘔吐した後にすっきりとして、下痢や腹痛などが伴わないことです。ストレッサーに
よって交感神経が脳の延髄にある嘔吐中枢という部分に伝わり、嘔吐を日記憶していると
考えられています。
特に子どもに多く症状が現れます。成長発達段階にある子どもは、延髄が完全に発達して
おらず、少しの刺激でも嘔吐中枢に伝わるためです。例えば、苦手な食べ物が飲み込めず
に嘔吐した場合、次に同じ食べ物を見ただけで反射的に嘔吐が誘発されることがあります。
これは、嫌な記憶が嘔吐中枢を刺激しているためです。
この症状は、胃腸に問題があるわけではありませんが、嘔吐が続くことで、胃や食道が
あれて、逆流性食道炎になることがあります。
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