ストレスのメカニズムを理解しよう
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八矢紹介記事
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☆ストレスのメカニズムを理解しよう
ストレッサ― 個人にとって負担になるような出来事や周囲からの要請
ストレッサ―によって引き起こされる心理的反応、身体的反応、行動面の反応
（行動の変化）をストレス反応という。
・主なストレス反応
心理面の反応
不安、緊張、怒り、イライラ、興奮、混乱、落胆、短気、抑うつ、無気力、不満、
退職願望、憂鬱 など
身体面の反応
動悸、冷汗、顔面紅潮、胃痛、下痢、手の震え、筋緊張による頭痛・頭重感、疲労感、
食欲低下、不眠、めまい、ふらつき など
行動面の反応
回避、逃避、遅刻、欠勤、ミス（エラー）、アクシデント、口論、けんか、
飲酒量や喫煙量の急増、作業効率の低下、やけ食い、生活の乱れ など
・職場環境で労働負荷の増加がみられる
職場に見られるストレス要因
１ 仕事の質・量の変化（仕事内容の変化、長時間労働、ＩＴ化など）
２ 役割・地位の変化（昇進、降格、配置転換など）
３ 仕事上の失敗・過重な責任の発生（損害、ペナルティーなど）
４ 事故や災害の発生（自分や周囲のけが、損害など）
５ 対人関係の問題（上司や部下、同僚との対立、いじめ、ハラスメント）
６ その他
交代制勤務、仕事への適性、職場の雰囲気、コミュニケーション、努力－報酬不均衡など
・うつ病・うつ状態に至るプロセス
下に行けばいくほど休養・治療が必要になる・回復にも時間がかかる
ストレス反応 ストレス反応
↓ ↓
・ストレス反応の長期化 ・ストレス要因の軽減
・ストレス反応の悪化 ・適切なストレス対処
↓ ↓
身体症状の出現 ・うつ病やうつ状態まで至らない
倦怠感・疲労感・不眠など ・回復が早い
↓
精神症状の出現
不安、イライラ、焦燥感、不満、怒りなど
↓
社会活動性の低下
集中力・能率が低下する
人に会いたくなくなる
仕事に行きたくなくない など
↓
うつ病やうつ状態になる
抑うつ症状、無力感、自責の感情、自殺願望（自殺念慮）
などの出現
・うつ病と気分障害
うつ病は気分障害に分類されている。憂鬱な気分、不安、おっくう感などが混在している
状態で、気分的な落ち込みが大きな特徴である、一度だけのもの、反復性のものなど、
いくつか種類がある。
気分障害には、うつ病のほかに「双極性障害」がある。うつ病とは対照的な躁状態と
いう病態が見られるもので、躁状態だけのもの、うつ状態と躁状態の両方が認められるもの
など、いくつか種類がある。
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